夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

マハラジ

言語、文字、そして美術の役割。そこから魂について考える。

言語とはその語を(翻訳も含め)操る人々の生をブーストする道具である。音声の届く範囲は限られていたが、録音技術により大きく拡大し、時間を超えることになった。文字は言語と相対することにより、録音技術のない時代から、思想や思考をこちらも時間を超…

ブラフマン即アートマン。

読書をしていて楽しいことは、”芋づられる”ことである。 わたくし結構感激するたちのようで、ある本を読んでいて、 ”ああ、ここでこの本を読んでよかった、というか読んでなかったらどうなっていたのか!我が人生!!” という風にすぐに感極まってしまう(内…

宗教的精神と、宗教を信じる精神。

宗教的精神と、宗教を信じる精神とは、まったく別のものである。 宗教的精神は、その社会の文化から心理的に自由である。 いかにして神と出会うか クリシュナムルティ P.25 人は生まれて、いわゆる”物心がつ”くと、その人が”たまたま”うまれついた環境に気づ…

夢とはなにか。

夢おち、ということばがある。 あまりいい語感ではない。 だいたいは、まとまりきらない、とっちらかった、大風呂敷の話を 強引に落とすときに無理やり全部夢でした、 としてまとめる手法のことで、 オハナシとしては下の下、という印象がある。 ”夢でしか落…

肉体、とはなにか。

肉体。 言葉を慣れ親しんで使っているなかで、 ふと言葉、あるいは漢字に含められた、成り立ちに関わる 先人の想い、というようなものを感じることがある。 例えば ”自分”。 これは池田さんもどこかでおっしゃっていたように思うが(どこだったかな)、 ”だ…