2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧
存在することのシンプルな感覚作者: ケンウィルバー,Ken Wilber,松永太郎出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2005/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見る 引き続きウィルバーから引用する。 世界はなすべきことをなす。…
少し版画をかじっている。 師事する先生がお好きなテーマは”エロスとタナトス”。 西洋での画題で、しゃれこうべと美女、が描かれているのもその一例である。 ”メメントモリ”=死を想え という画題とも連なる。 絵に対するいろいろなアプローチがあると思うが…
肉体が、乗り物である、という言い方がある。 用語は別にして、ウィルバーのいう”目撃者”(全から分離した全の一部で死すときに全に還るもの)が、意識や(か)魂や(か)、あるいはエゴかを通してこの肉体を動かしている、とするのなら、 全てに偏在する全…
閑さや 岩に染み入る 蝉の声 芭蕉が立石寺で詠んだ句である。 閑さを、”しずかさ”と読むか、”しずけさ”と読むかということがあるようだが ここは私の趣味で”しずけさ”とする。まあ、しずかさと読んでもいいだろう。 我が家の前は神社である。中古住宅を10年…
魂。 英語ではSOULとなるのか。 池田晶子さんの没後纏められたアンソロジーが3冊、 タイトルはそれぞれ、 私とはなにか、魂とはなにか、死とはなにか、である(順不同)。 池田さんが大文字で考えられてきた事項であろう。 ケン・ウィルバーによると、魂とは…
胡蝶の夢、という話がある。 荘子だったか。 夢を語るとき、池田さんが挙げられた話だ。 いままでの実感では、夢みているときの夢と、この目が覚めているときの この”現実”との肌触りや実感としての差異はあきらかに”現実”のほうが重く、 現実が夢で、夢が現…
ケン・ウィルバー”存在することのシンプルな感覚”を図書館で借りた。 絶版本で、古本での入手はちと困難なようだ。 明々白々なことではないだろうか。あなたは、すでに「今、ここに、いる」ということに気が付いていないだろうか。あなたは、すでにこのシン…
エニアグラムをやった。 芸術家、と出た。 やはり。統率者や、サラリーマンは向いていない。 逆にすこし自分を褒めた。よくぞサラリーマンでやってきた。 たぶん、性格より、”なんとか生き延びたい。”というか、 ”なんとか(こんな自分だが)ゴハンをGETした…
ケン・ウィルバー「エデンから」を読んでいる。 備忘的に気になった箇所を抜き書きする。 拙著『アートマン・プロジェクト』において宗教的体験は大きくいって三種類の段階から成る、とのべた。各段階にはそれなりの手法や道があり、それぞれの視野や経験が…