2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
グノーシス (講談社選書メチエ)作者: 筒井賢治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 55回この商品を含むブログ (34件) を見るこの本を読んでいる。非常に、わかりやすい。なんとなく知られてはい…
日本人は過去を振り返らない民族である、というコメントを見た。自らの気持ちをのぞいてみると、確かにその気配がある。すこし考えてみよう。 過去を振り返る、とは、過去のあのときあの出来事が、自らであったかもしれない、という感覚があるかどうかが大き…
掃除をした。舌を噛んでケロイド状に、そして尾骶骨におでき。 さて、掃除とは体に関連する服の上にある服のようなものだ。与えられた服なのか、自ら選んだ服なのか。 身体とは、いまの僕の感覚でいけば、”魂の仮の乗り物”。仮だからといって、粗末にすれば…
自分が主語の人生を生きているか。 これはむつかしい。好きでやっていることにも、つい言い訳をしてしまう。相手にどう思われるか。そこのところを気にしている。 それは、それでもいい。 だが、言い訳が言い訳のためのものであってはならないだろう。 言い…
仕事は手段ではない、目的だ。よりよい仕事、よりよい作品のために、さらなる精進を重ねるその人は、自らの内面しか見ていない。あるいは自らの内なる「神」を見ている。仕事は神への捧げものなのだ。 P.78 池田晶子 人間自身 考えることに終わりなく ソクラ…
記憶が定かではないが。 裏をみせ、表も見せて散るもみじ といったような句があったように思う。あるいは表裏の順番が逆であったかもしれない。確か池田晶子さんの著書で、一休禅師の時世の句として紹介があったように思う。出典を確認しなくてはならぬのだ…