夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

信ずることと、考えること。

昭和49年の小林秀雄講演会のCD。講演録として、”考えるヒント3”に”信ずることと知ること”というタイトルに変えて掲載されている。読み(聞き)比べてみると、あとで手をいれたのであろう、内容が若干増えたり、減ったりしている。面白かったのは、自身のユ…

本棚

陸田真志氏。

彼が獄中で書き溜めたものが残っているようだ。新潮45+誌にメールで確認したが、なにも回答がなかったのだが、ネットでそのことを知った。池田さんが嫌ったネットだが、こうした情報が得られるのは素直にありがたい。草思社の破綻で池田晶子氏の新刊が出…

最低限のもの、だけを持つバランス。

必要最小限以上のものを持つことはむしろ幸福より不幸に通じる、という。足るを知る、ともいう。目の前にある自分の持ち物を、改めて違う目で見て、 愛玩する、と なんだかよいものに見えてくるから不思議だ。これは精神論、もったいない論ではない。善く生…

生まれながらの・・・。

生まれながらの、傾向、というものは、あるのだろう。自分、というものが何か、 これが自分なんだ、と深く自身で納得できるものを 探そう、という気持ち。世間にマッチしないから、と逃避の意味での”自分探し”とは別の。歴史を単なる知識ではなく、1秒前の、…

政治。

政治には興味ないが、 政治のありかたには興味がある。正しくは、正しい政治がありうるのか。そこには人としての在り方、自我、無我、真我、そして我を無くし、融通無碍に自己の誤謬はいつでも正しい方向に変える柔軟性であるところの観音力、が関係している…