2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧
刈谷市美術館で開かれている宇野亜喜良展へ行った。初日の10時半からは、昨日から名古屋入りされたと思われる宇野さんのライブペインティングがあり、トークショーもありサイン会もあり、と豪華なスケジュール。名古屋出身で76歳の宇野さんが、黒いジャケッ…
結局は自分で考えたことしか、自らの血肉にはならない。人から聞いたことは、その場しのぎとなるだけ。 そして池田晶子さんは言った。 悩むな! 考えろ! 悩むことと考えることは似て非なるもの。どれほど多くの人が、悩んでいながら自分は考えていると思っ…
ファッションとはなんであろか。中国では、かつてわかりやすい象徴として金無垢の時計が良いとされた。戦争が起き、避難船に乗るときその時計があれば乗せてもらえる、個人用セーフティネットのようなものだ、と。 そこには金の純粋な美がどうしたこうした、…
図書館で借りた内田樹「街場の教育論」。街場の教育論作者: 内田樹出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2008/11/15メディア: 単行本購入: 21人 クリック: 114回この商品を含むブログ (128件) を見る師を持つことで、そして師は自らも綿々たる教えの流れの一端…
汚い自分の字で書いても、池田晶子さんの文を写すとその文に現れるのは池田さんの精神であり魂である。魂の気配、のようなものかもしれない。この書写という行為、これはいわば魂とまみえる行為、なのかもしれない。行きながら死んだ人のことを考えるという…