夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

上手に失った過去は、上手に得る未来のこと。

小林秀雄 常識について より。これの世に再びなしと云うことを いのちに透り知る人少な 森信三権力を振るった時に生じる、自らの無意識と身体とを含めた 「他者」からの「抵抗」に対して謙虚であること 稲葉振一郎人生を損得で語るのは、下品なこと 池田晶子…

堀内誠一。

堀内誠一氏の仕事を概観する書、”雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一の仕事―an・an BRUTUS POPEYE 雑誌の黄金時代をつくったアートディレクター堀内誠一”というちょっと長いタイトルの本を購入した。雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一の仕事―an・an BRUTUS POPE…

人は、魂の入った言葉(言霊)に反応する。

ユングが「死者への七つの語らい」で示した「善にして、同時に悪なる<両位>の霊なるアブラクサス」が、ヘルマン・ヘッセの「デミアン」に登場するのは、両者の間になんらかの接触(間接的である可能性も含めて)があったことによるのだろう。ヘッセの末子…

国会から旅をしてきた本。

昨日は図書館に本を返しに行った。読んでいない本もあるが、借りた時点で半ば納得しているところもある。入り口のリサイクル本コーナーに眼をやる。最近は大振りな(従って場所をとる)、そしていい具合に古びているが、BOOK OFFでは取らないような本を何冊か…

詩のような言葉。

池田晶子さんの言葉をノートに抜書きしている。日記形式で100円のシステム手帳に、100円ショップで買ったシャープペンで、100円のリフィール(ていうんですか)にて”つれずれなるままに”抜書きしたり、思いつくことを書いたり。抜書きしているもの…

プラトンはソクラテスの後を追った。

「神々の後を追う如く、その人の後を追う」。自らを精神と自覚する者にとって、自らの内面深く呼応する精神が、北極星のようにそこに立っているのを見出し、どうしてそれに魅了されないことがありましょうか。 池田晶子 人間自身 考えることに終わりなく P.8…

文化の日によせて。

寝付かれないで、めざめた。あまりそういうことはないのであるが、珍しく悪夢、というようなものに怖い気がしたのもある。始めはアトム、だったか。自分ががであったかどうか。ロボットなのか、人なのか。自分の意識のありかは、夢であるが故か、ぶれる、移…