夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

コミュニケーションと対価。

昨日は図書館に行った。 電子書籍があたりまえになると、図書館はどうなるだろうか。紙の本を読む、という習慣がほとんどない親が出現したら、子供に紙の本を読んで聞かせる、ということは難しくなるだろう。その時、なんらかの変化が生まれるだろう。例えば…

ハラスメント。

ハラスメントについて。 さまざまなことが新たにハラスメントとして認定されている。 そのハラスメントにどっぷりつかっている向きにはにがにがしい思いがあろうが、この”ハラスメントに認定する”という行為があってこそ、そうした主に旧来の”既得権?”に公…

生と死。

生死は生死する外ない、生死が即ち生であるからだ。 西田幾多郎が、72歳にして盟友鈴木大拙の本、「文化と宗教」に「序」として寄せた文から拾った。 これは同書から西田が気になった言として引用したものだ。 同書は1942年の刊行であるから、戦時中の発行…

三島由紀夫。

三島由紀夫が45歳で自決して50年が経過した(決行日は11月25日である)。 本年はその区切りからか、さまざまな論評を目にしている。生きていれば95歳、自決がなければ生存していてもおかしくはない年令だ。三島が今、生きていれば、日々どのような…

紀元前と紀元後。

紀元前と紀元後について。 日々当たり前のように西暦を使用しているわけだが、考えると西暦はナザレのイエスが生まれたと伝わる時がスタートなわけで、だがこの日本では特段そのことが意識されているとは言えないだろう。 世界意識調査でも、日本の宗教に対…

承認欲求について。

承認欲求について。 承認欲求は、生きるための目的に、特に幼少期や青年期になるものであるが、そのことに絡みとられすぎると苦しくなる、最終的にはうまく付き合って、克服すべきもの、というのが大体の皆さんの認識であろうか。 私自身もグルグルに巻きつ…

考えのスケール。

考えのスケール。ということを考えた。 スケール、とは定規、あるいは基準といったことをイメージしている。 小林秀雄に「考えるヒント」があり、我が私淑する池田晶子さんにも小林の著作をベースとする「新・考えるヒント」という名作がある。考えるときの…

感性とはなにか。

感性、とはなんだろうか。 感性がにぶる、という。感受性、と似たことばかもしれない。見えない心のアンテナ、というか、目の前にちょうちんあんこうの光のように垂れているイメージもある。心の琴線、という言い方もある。 これは自身、魂に元気がないと、…