2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ヘルマン・ヘッセ最後の長編小説にして主に本作にてノーベル賞を受賞したという「ガラス玉遊戯」を読了した。ヘルマン・ヘッセ全集 (15)ガラス玉遊戯作者: 日本ヘルマンヘッセ友の会研究会出版社/メーカー: 臨川書店発売日: 2007/07メディア: 単行本 クリッ…
好きでいろいろと昔話や絵本なぞを見るのだが、”こども向け”に厳しい現実や、”見せたくない”という部分を主観的に削除されることがあるのが昔話の宿命である。例えば白雪姫。最後は継母は(初めは実母だったという話を聞いたが)鉄の靴を履かされ、焼き殺さ…
昔はよく気に入ったモノを探して買い物などへいったが、最近は”気に入った言葉”を逍遥し探索する、というキブンである。新聞、雑誌、本。読んでいる中で、気に入った言葉があれば嬉しい。書き写すなり、切り取るなり、する。新聞、雑誌であれば、映像(写真…
苅谷剛彦”階層化日本と教育危機”を読んだ。階層化日本と教育危機―不平等再生産から意欲格差社会(インセンティブ・ディバイド)へ作者: 苅谷剛彦出版社/メーカー: 有信堂高文社発売日: 2001/07メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 90回この商品を含むブログ (…
転生、という考え方がある。これは体が魂の容れ物と見ることで成り立つ考え方だ。 輪廻転生、の転生だ。生まれ変わってみみずになるのはいやだ、というあれだ。ソクラテスの想起説、出来ることは元から知っていることを思い出すこと、というのも、この考え方…
ガラス玉遊戯 を読んでいる。ヘルマン・ヘッセ全集 (15)ガラス玉遊戯作者: 日本ヘルマンヘッセ友の会研究会出版社/メーカー: 臨川書店発売日: 2007/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る前回どこかで”ガラス玉演戯”と書いたよ…
期限が来た”アウトサイダー”を図書館に返却し、そのなかで紹介されていたヘルマン・ヘッセの”ガラス玉演戯”を受け取ってから、なんとはなしにふらふらと哲学のコーナーへ行った。そこでまたこれもなんとなく手に取ったのが高橋巖”神秘学入門”。神秘学入門 (…
コリン・ウィルソン著”アウトサイダー”を読んでいる。 アウトサイダー (1957年)作者: C.ウイルソン,福田恒存,中村保男出版社/メーカー: 紀伊国屋書店発売日: 1957メディア: ?購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見る2読めとなる。195…