夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

最近の言葉から。

昔はよく気に入ったモノを探して買い物などへいったが、

最近は”気に入った言葉”を逍遥し探索する、というキブンである。

新聞、雑誌、本。読んでいる中で、気に入った言葉があれば嬉しい。書き写すなり、切り取るなり、する。

新聞、雑誌であれば、映像(写真等)を切り取って、ノートに貼ることもある。

ただ、新聞の場合は気に入った文章を覚えておいて、一日経ってからまだ気になるようであれば対応することが多い。

そうしないと量が多くなるからだ。

僕は読売新聞を購読しているのだが、まあ、大体芥川氏か横山氏の記名記事(連載)、か本よみうり堂(書評)が多い。特に書評。著名人が真剣に本と格闘し、限られた文字数で伝える。場合によっては書評の印象の方が強い場合もある。(最近は朝吹真理子氏と小泉今日子氏が気に入っている。昨日の朝吹氏のボルヘス”バベルの図書館”の書評はよかった。書評を通り越して一片の詩のようだ。なんとなくだが朝吹氏は”池田晶子の流派”という気がする。書くものが、ではなく、たたずまいが。)

 

新編バベルの図書館 第1巻

新編バベルの図書館 第1巻

まあ、ほとんど政治関係の切り抜きはない。

書評という意味では、朝日新聞(新聞自体はいろいろ言われているが)の読書欄もよかった。

さて、最近気になったことばより。

”人生は歩いている影にすぎない。

ただの三文役者、舞台の上で飛んだり跳ねたり、定められた時間を過ごし、二度と現れることはない”

  養老孟司 ”無思想の発見” ちくま新書 P.8より
  シェイクスピア マクベス からの引用

無思想の発見 (ちくま新書)

無思想の発見 (ちくま新書)


”「河童なら河童、女人像なら女人像、その底に別の形があるの。(・・・・・)それとダブルイメージでつかまえないと、いのちというものは出てこないんじゃないかなと」。”  瀬川康男

  ”絵本作家のアトリエ1”より  評:湯本香樹実 

絵本作家のアトリエ1 (福音館の単行本)

絵本作家のアトリエ1 (福音館の単行本)

”<トヨタ車に乗って満足している人間には、クラシックはわからない>。”

理由は、クラシックは<本質的に贅沢への志向ないし贅沢の感覚がある>から。”

 ”最高に贅沢なクラシック” 許光俊 

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はてさて、半ば意地のように紹介している桜華組。下記がそのブログ。役を掴んだ各々のコメントが楽しい。

http://ameblo.jp/oukagumi2012/