夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

時間

今日の戯言:「動」とは生滅成壊して一瞬も止まることはないこと。

ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ 我々が住んでいる日常的感性的多者界においては、全ては生滅成壊して一瞬も止まることはない。(中略)故に人はこの「動」を唯一の手掛かりとして、それをつたわって現象界の彼方に超出し、存在の本源に至…

日々。

ランキング参加中お写んぽ日記 ランキング参加中時計が好き

言語、文字、そして美術の役割。そこから魂について考える。

言語とはその語を(翻訳も含め)操る人々の生をブーストする道具である。音声の届く範囲は限られていたが、録音技術により大きく拡大し、時間を超えることになった。文字は言語と相対することにより、録音技術のない時代から、思想や思考をこちらも時間を超…

坐禅。

禅マインド ビギナーズマインド (鈴木俊隆著)を購入した。 74ページから引く。 私たちの修行は、ある考えを得ることでもなく、なんら期待も、たとえ悟りへの期待も持つことなく、行わなければなりません。それは目的なしに座ることとは違います。ある考え…

時の余白。

主な楽しみは最近は読書欄である。 文化欄での美術関連、映画情報、すべてではないが連載小説も読む。あ、人生相談は楽しみだ。 幼少時、実家では朝日を購読、子供心にどうにも説教臭い、と思っていた。 新聞とはそういうものだ、という認識を得、読みたい記…

上手に失った過去。

そして、どうやら上手に失った過去とは、上手に得る未来らしい。 小林秀雄の言葉 P.147 出典”秋” 17-201 時、というものを考える。 時はない。 永遠の今だけだ! などと言い言いしてきたが、果たして真実は奈辺にあるのか。 将らず、迎えず、応じて而して蔵…

言葉と時。

言葉が人間の発明(ことさら発明しようとしたわけではなく、発生した、というべきでしょうが)であり、 もう一つの人間の発明(「2大”発明したと思われてないが大きな”発明」、といってもいいかもしれません)は 時 となるのでしょうが、 これを言葉で表す…

仏教の”空”は、相対的次元の話ではない。

仏教の”空”は、相対的次元の話ではない。 と、大拙は説く。 それは主観・客観、生・死、神・世界、有・無、イエス・ノー、肯定・否定など、あらゆる形の関係を超越した絶対空である。 仏教の空性の中には時間も、空間も、生成も、ものの実体性もすべてない。…