夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

やはり酒は毒かなあ。部位毎の体脂肪率を測るなど。

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一昨日は総量100gほどのアルコールを摂取。

まあ、楽勝と思っていたが、結構残った。

いつも飲んでいる肝臓サプリが切れており、水を飲まずにパイントを短時間で3杯飲んだし、そして前も書いたが飲んだ後の暴食x2。

だがまあ、知らずあまり食べないことでストレスが溜まっていたのかもしれない。あるいは「空腹が最大のソース」と「飲んだことで食欲大増進」がダブルで効いたのか。チート・デイというものを皆さん推奨するのは、リセットすることで再始動時にパワーが高まることが理由でもあるのだろう。

いろいろな要因はあろうが、少し整えがてら昨日はスポーツセンターに行った。

先週はNOジムであった。そうすると覿面でパワーが落ちる。最近20kgダンベルx2でやっていたが、大事を取って18kgでやった。懸垂も10回x2で結構きつかった。

体脂肪率は、通常体全体で出るが、いつも計っているスポセンのタニタでは、部位毎の体脂肪率も出ていることに気づいた。

昨日はトータルでは7.2%(機械により様々だが)であったが、部位毎の体脂肪率は画像の通りであった。

これはトレーニング後なので、前よりは体脂肪率は低く出る。足の体脂肪は10%程度、腕は5%、身体は3%となった。

うーん食べると下っ腹が出るのだが、この結果で見ると身体部の体脂肪率が一番低い。実感はないし、最近腹筋もイマイチな感じだが、まあじっくり微進化でやっていきたいと思っている。

 


井筒俊彦 意味の深みへ。 なかなか進まないが、260ページを超えるところまで来た。内容の把握・咀嚼には何度か読まないとならないだろうが、まずは1回目だ。

イスラムから真言密教の項へと来た。

真言密教は、千年の長きにわたって、コトバの「深秘(じんぴ)」に思いをひそめてきた。コトバの深秘学。この特異な言語哲学は、第一義的には、コトバの常識的、表層的構造に関わらない。表層的構造の奥にひそむ深層構造とその機能とを第一義的な問題とする。
P.268 意味の深みへ 井筒俊彦
そして、この目的のために、その第一歩として、先ずコトバに関する真言密教の思想の中核を、「存在はコトバである」という一つの根源的命題に還元する。
P.269 意味の深みへ 井筒俊彦

言葉というものが持つ力を初めて意識させられたのは、ル=グインの「ゲド戦記」を読んだ時だろうか。コトバ,言葉というよりは「名前」ではあったが、名前が言葉で表されていることを意識させられた。

またそのあと、池田晶子さんの著書を読むなどして、「言霊」という、ちょっと取り方によってはスピリチュアルな風味もある考え方に接した(池田さんがスピリチュアルである、といっているわけではありません。多分池田さんは小林秀雄がスピリチュアルである程度にはスピリチュアルでしょうが)。

人間、という動物の一種が、幾多の動物の存在状況から抜け出ることになったのは、言葉の発明と取得であるだろう。ここで「コトバ」とカタカナにするだけで意味が広がる・変わる。こうしたことなどを見るにつけ、言葉の持つ深みと広さを感じるところである。

「言霊」といったときの「霊」は、いわゆる「魂」とも地続きの概念であろう。なかなか進まないが、すこしずつ読み進めるのが楽しみでもある。

(やはり図書館本だと焦って深読みしにくい面もありますね。ですが一度返して再度借りれば実質借り続けることもできるのですが)