Ｈero.

正月1-3日は本が20%offということで、book offで2冊買った。

世界服飾史

高倉健インタヴューズ

とにかく部屋が本で溢れかえっており、朝部屋に入るとふらついて大なだれ、ということが既に何回か発生しているため、内田樹先生の本など、ほかに欲しい本があったがぐぐっと我慢。

世界服飾史の方、今調べると新版が出ているようだが(残念）、”世界デザイン史”と共に比較的マイナーな分野に特化している分、掲載図版が面白いし、多分105円に落ちてくることはなかろう、と思って購入した。

美術出版社の「カラー版」シリーズは、解説も客観的で読みやすく、本によっては初見の画像なども出てくるので、気に入っている。特にお薦めは”西洋絵画史WHO'S WHO"や”悪魔の美術と物語”あたりである。

西洋絵画史WHO’S WHO―カラー版

悪魔の美術と物語―カラー版

そのほかにも”エロスの美術と物語”もサロメ等結構工夫した図録が魅力なのだが、いかんせんどこかのダンボールに入ったままで参照が出来ない。

カラー版 エロスの美術と物語―魔性の女と宿命の女

なんとかしなくてはいかんなあ。。。

いずれにしても、”服飾史”はいつか買おうと思っていた本である。最近は”ずっと本棚においておきたい本”というテーマで本を見るようになった。勢い”名著”といわれる本がどうしても多くなり、いや、別に人に見せるために本棚作りしたいわけではないのだが。

押さえたい本はこのあたり。

The Red Book: A Reader's Edition (Philemon)

魔術的芸術

蟲類 (1) (世界大博物図鑑)

小林秀雄全集〈第1巻〉様々なる意匠・ランボオ

あああ、かさばる本ばかりだなあ！！
特に後半2冊などは1冊買ったら全部そろえるのが当たり前になってしまうし！！！

とはいっても、こうして脳内で並べるだけでも、気のむくままに取り出してパラパラパラ・・・。なんとも素晴らしい時間が過ごせそうだなあ、という思いだけですこしクラクラした。

勿論一番欲しいものはいつか必ず編されるであろう”池田晶子全著作集”であるのだが！

いやいや、新年早々すこし興奮してしまった。しかしこのようなかさばる本がもし欲しいのなら、今ある本をすこしずつ整理しなければなるまい。そこで最近出たkindle等、まじめに考えるべきかもしれない。エッセイ等比較的散逸しなさそうなものは、電子で買っておく、というのもいいのかもしれない。基本的に紙の本が勿論大好きで、本屋の森の探索は我が生涯のテーマであるのだが。。

スペーススペーススペース。とにかく置き場が無い。本当に本に埋もれて亡くなった方もあったわけであるし。

ということで出ていたことは知っていたが、我慢していたのが高倉健インタビューズ。

しかし棚で見て、ついつい手に取ってしまった。結果的には素晴らしい内容で、保存版となりそうだ。