ケルトやらスコットランドやら、北欧やらの幻視ワールドが個人的に好きなのだなあ、と思うのは、例えばこんなレコードカバーを見るときなど。
ケイト・ブッシュは歌声からまずは気に入った。
情報不足で、結局よくわからないが、いいなー、でずっと来てしまった。
同じように好きなのは、ロキシー・ミュージックのアバロンなど。
この騎士の後ろ頭。なんとなく王冠を付けさされている(設定上は多分生来王冠をもっているとされているであろう)鳥。目線は向こうで。
この時代、本のジャケットやいわゆるアルバム、CDジャケットというものが、本来は本自体や音楽に無理やりくっつけたものであることが、いやおうなしにわかる。
だから惜情から、逆にそうしたものを偏愛する。
そういう方向にいる。
古本を愛でたり、オールドクォーツを激安で落札しようとするのも、その一端だろう。
そしで出来たらその世界観を、わがつたない版画技術ですこしでも表現できれば、などと思って来た。
そして多分これからも思ってゆく。
新年(これ書いているのは年末(笑))ということで、短いながら思うところを書いてみました。
(狙う世界は千差万別、ですが。自分脳内なので、世界を広げてもいいのです。)