夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

メタモルフォーゼの縁側、を見た。

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お盆が過ぎた。6日間ほとんど何もせず、図書館で本を借りて自転車で返しに行って、途中でうだうだして公園で懸垂する、みたいな生活であった。

前も書いたが、すっかり「ひろゆき」にはまってしまったので、彼が勧めるパスタについて少し調べて自炊に取り入れようかな、と思っている。

金がない、と思いすぎると、自動的に金を使ったなにかを思いつきにくくなる。メキシコ展が9月3日までで、行った方は皆さん激賞されているので、これは行かないとなあ、とちょっと思っている。場合によってはこの日曜くらいに行くかもしれない。上野なら歩きでも自転車でもいけるのだ。

まあ、本も読んだがアマプラで映画も見た。もはやなにを見たか思い出すのも困難だが、主に洋画であった。ナチス抵抗系とか、サスペンス系とか。皆さんもお好きだろうが、私も好きである。

だが邦画も少し見た。やはり予算が少ないのでデカいスペクタクル系はやはり洋画だな、と思ってはいるのだが、結構面白かったのが「メタモルフォーゼの縁側」。

私は芦田愛菜さんのことがほとんどわからないし、今18歳位?なので、子役時代からどんどん変化している時であろう。現在慶応の大学生で読書が好きだと知った。

メタモルフォーゼ縁側、については、もちろん原作を読んでいない。そもそもコミケに行ったことがないのだ。だが類似形態と思われる「文学フリマ」に最近行って、知り合いが3店舗ほど出店しているのを見たので、こうした形態について最近ちょっとマイブームではある。

BL、については、なんというか自身が男性であるせいか、あまり身近ではない。だが古くは竹宮恵子さん(今は”惠”を使われているみたいですね)の風と木の詩、あたりを思い出すし、パタリロのバンコランなんかも思い出すので、まあ、読めば行けるだろうとは思っている(古すぎますね汗)。

原作は2019年にだいぶヒットしたようだが、私は基本BOOK OFFで立ち読み派なのでなかなか知識が偏っている。そして帰宅途中にBOOK OFFがある環境が無くなったので、最近はインプットが残念ながら減ってきているのだ。

内容は皆さんご存じかもしれないが、宮本信子さんの演技にまずは感服した。劇中では75歳の役で、現在78歳とお聞きするので、撮影時はほぼリアル年齢に近かったのではないだろうか。芦田愛菜さんと並んでも大きく感じたのだが、WIKIPEDIAでは身長157cmということだ。そうすると芦田さんは150cm位だろうか。体の動かしかたがダイナミックで、小ささを感じない。こちらも高校2-3年という劇中年齢に近い時期の撮影であったのだろう。

まずは両女優とも現実の年齢感で演じられたのではないかと思う。

75歳で一人で暮らす日々が自然すぎた。なにかあれば、周囲に聞く。普通あまり聞かないことも、わからないので聞く。そのニュアンスが秀逸で、たしかに75歳だとこんな感じかなあ、と思う。で、その動きが話を作ってゆく。

なんというか、泣けてしかたがなかった。まあ、最近涙もろいのだが、自身の高校時代を思い出したからかもしれない。高校3年の時の有志の卒業文集に、絵物語を描いて載せてもらった自分のことを、少し思い出した。

芦田愛菜さんの演技力、バケモノですね。。)