夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

デューラーの7首竜。

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今朝の体重67.5kg、体脂肪11.5%。

いやあ、きたなあという感じ。おとといの体脂肪5%はさすがに体感とはちがっていた感じだ。

昨日はトレーニングセンターに行こうかと思ったが、昼間に多くの人と面接してすこし疲れたので直帰とした。しかしながらここは神田、途中に古本屋街が!!

ということで、途中で源喜堂さんへ。

こちらは和洋のデザイン・美術・ビジュアル系の書籍が満載の大変魅力的な書店である。

1000円でデューラーの黙示録の版画を中心とした2010年東京芸大美術館の展示パンフを購入した。

デューラーは確か小学校か中学校のときの美術の教科書に、メランコリアが載っており、その絵のことはずっと印象に残っていた。その後黙示録の4騎士始め著名版画を見ていくなかで、「これはとんでもない画家やなあ!!」との詠嘆に包まれたが、これはギュスターブ・ドレにもそうであった。

結果的には自身も銅版画をやる身になったわけだが、とにかくなんというか見ると「魂に残る」印象である。

展示なので、デューラー以降の黙示録絵もあるのだが、なんというか圧倒的なのである。同じ路線ではデューラーに迫るものはあまりない。

もともと私は、黙示録で記述される「竜」に興味がある。7首で10角、デューラーの描く竜は、それぞれの顔がそれぞれ個性的で目が離せない。

ということで、すなおにデューラー竜を元ネタに、自身でエスキースを描いてみた(上掲)。

「移動幻獣園」と称し、高校の卒業文集(非公式の有志まとめ)に掲載したのと同じコンセプトで、月日が経った今、改めて描きだしたものである。

そもそも数多の幻獣たちを紹介する、という趣向なので、幻獣が無限にいる以上、無限の画題がある。

ということで、個人的に楽しんでいるところだ。

(枠を作って、さまざまな要素を放り込んでいく、というのは面白いですね)

 

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