夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

仮面ライダーと義経と。

先週は連続で4日自宅で過ごした。休暇(人間ドック)、在宅勤務、土日、ということである。

そして先週は1度もジムへ行けなかった。飲み会が2回あったので、いろいろな意味で身体がなまった感じである。

水曜に飲み会があり、翌日の人間ドックでの体重は65.7kgであった。朝食抜きで計測すると、ここ数年は63-4キロくらいなので、やはり2キロほど多いようだ。

やはり飲み会だとなんでもかんでも食べるので、平均で2キロほど太る。それを1週間かけてじわじわ落とす感じだが、最近はコロナで飲み会がほとんどなかったので、そうした体重調整はあまり必要がなかった。

まあ、飲み会がないとなんだか口寂しくなり、最近は食べログなどをチェックし、身近な飲食店を確認したり、テーマ(最近はカレーとあんかけスパ、というか名古屋めし)を持って一人で行ってみたり、ということをちょこちょこやっている。あとはサイゼリヤ

やはり外食というのは、栄養補給と共に一つのエンターテイメントであり、新たな体験でもあるので、全く無いとすこし寂しくなる部分もあるようだ。

そうはいっても先立つものもある。そういう意味ではランチというのは、夜よりも同じ内容で価格が抑えてあるので、いろいろ試してみるのもいい。コロナで一人で食べるのにも慣れたのがおおきい。

しかし、飲み会が定期的に入ってくると、まずは生活が乱れる。コロナ前は2次会、3次会とあったので、睡眠生活だって乱れる。コロナによって落ち着いた生活が送れた面があるだろう。

また、飲み会がない分、使える金も残るわけで、いろいろと好きなものが買えたりする。まあ、私の場合は時計か本か、ほぼ2択でありますが(笑)。

そんなこんなで慣れた生活も終わろうとしている感がある。在宅勤務もこれはこれで慣れれば快適なもので、これがなくなるのはすこししんどい気もする。業種によっては引き続き在宅、ということもあるだろうが、こればかりはどのような業種に勤務しているかによるだろう。

金曜の時点で、67キロ近くあり、体脂肪率も13-14%くらいあったので、だいぶ危機感が出た。体脂肪というより、腹回りがもたつく、という感覚がすごく嫌なのである。

ということで、この土日は昼食抜き、牛乳を多用したコーヒーをがぶ飲みしてしのいだ。

そのことが少し奏功したのか、今朝の体重は65キロ、体脂肪率8%と出た。すこしほっとした。今日も引き続き昼食抜きで行く予定である。

さて、前説(笑)が長くなった。今日は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の感想でも述べようか、と思っている。

私は幼少期、基本ほとんどがアニメか特撮した見たことがない。これは高校卒業まで続いた。8時以降のテレビ視聴が禁止されていたからだ。

考えてみると、これは奇特な家族内ルールであったのだが、私はとにかくアニメと特撮を見ていれば他は特にみなくていい、他の時間はマンガを読みまくり、音楽を聴きまくっていたので、慣れるとまあこんなものか、という感じであった。

ということで、いまもあまりドラマは見ない方だ。映画は好きだが、これも手元不如意(金欠)によりそれほど見てきていない。これはあまりはまらないようにして、アマゾンプライムで名作を見ていこう、というのが最近のマイルールである。

またまた前振りが長くなった。つまりはこういうルールなので、今でも平成仮面ライダーは私の主な視聴番組である。だがどうしても自身の嗜好に合わず継続して見られなかったもの、何とか見ていたがあまり身の入らなかったもののある。

残念ながら、仮面ライダーセイバーとゴースト、エグゼイドは継続視聴ができなかった。とにかく個人的な趣味もいろいろあろうから、人に評価を押し付ける気はないのだが、とにかく途中で見られなくなった。聞くところによると、メイン脚本家がスポンサーや局の意向を受け、本来の得意な展開に持っていけなかった面はあったらしいが。

仮面ライダーの宿命としては、玩具の販売がある。これが良くないとどうにもならないのだ。大人(というか個人が)見てかっこ悪いと思っても、子供に受けるのであれば問題がないのである。

そういう意味ではライダーのビジュアル、武器のプラスチッキーさで視聴をやめたのだが、エグゼイドは終盤が面白いという意見も散見する。機会があれば見てみたいと思っている。

あときつかったのはドライブとウィザード。これはもうなんといっても好みの問題であるが、ドライブは俳優陣が、ウィザードは魔法関係のストーリーの深堀の少なさがきつかった。しかしウィザードのビジュアルは大好きで、超合金魂も購入している。あとストーリー面でフォーゼがすこしきつかった。

それ以外のライダーはどれもが好物である。それぞれ見どころがあるが、私は怪人の造形に結構注目している。1話か二話しか出てこない怪人であるが、こちらのビジュアルがいいだけで、見てよかったなあ、ということになってくる。

仮面ライダーWでダブル主役であった菅田将暉氏が義経役で出ていた「鎌倉殿の13人」を視聴した。1年間継続視聴すると、ライダー俳優は見慣れて友人のような気もちになる。14歳でW役をこなした菅田氏が既に29歳というのには時の流れを感じずにはいられない。

私の母方の祖父母宅は箕面にあったので、箕面出身の菅田氏には親しみがわく。氏の作品では映画館で見た「あゝ荒野」も良かった。

大河で印象的であったのは、義経や弁慶の最後が描かれなかった演出だ。最後にぐちゃぐちゃにやられるのか、と思い悲しい気持ちになっていたのであるが、あの演出でなにか肩透かしのような気もしたが、一方でこれは凄い演出である、とも感じた。自身を守るために奮迅する弁慶をいとしさを込めて中継する義経。弁慶が打たれれば次は自身である。そのことを客観的に余裕をもって迎えようとしている。今回の作品の中で描かれた義経像を、象徴する部分であった。

(人懐っこく、単純なようで天才でもある義経像が、素晴らしかったですね。。。)