夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

チンケなわたしの、サブスク逃れ。

今朝の体重は64.7kg、体脂肪率は5.5%。引き続き不可解な低体脂肪率を保っている。そのことに文句はないが、特になにもしなくとも日によってこれが12%程度にジャンプアップする(それも同等体重で!)ので、キブンも乱高下するわけだ。

さて、流行に乗り遅れること周回遅れどころか、2周半遅れの私であるが、サブスクもゼロというわけではない。

といっても、入ろうと思っていない間に勝手に「お試し」になっていたアマゾンプライムをそのまま利用しているだけであるが。

この「お試し」というのが曲者だ。大体こういうサブスク(やカード加入勧誘)は、カードの番号とコードのI/Pが面倒である。この面倒を突破するには、入ったことによる「お得感」を冒頭で示すことが必要である。

かの「楽天カードマン」、これは審査不要で初めに5000円くらい?のただPOINTがもらえるらしい(注:金額は適当です)のだが、これは勝間さんによると支払いはデポ払いがデフォルトであり、一度デフォルトを外してもまたデポ払いに自動回帰している、という。つまりは利息で利益を確保しようというわけだろう(いわばデポ利息払いの事前還元、とでもいうべきか)。

勿論これは各個人が契約時にチェックをした契約書に書いてある(と思う)。しかしその契約書を読むことはふつうないのだ(個人的感想です)。

なので100%合法、なのだが、合法でもその事実が読んでいない契約書に書いてある時点で、これは合法的なだまし(いいすぎか)ではないか、と思うのである。

その心理的抵抗感を突破するために必要なのが、あの入会時の他と比べて大きなポイント付加額なのだと思う。

 

ということで、アマゾンもたいがいだ。知らない間に「お試し」だ。気が付くとよくわかっていないと「継続」なのだ。

そして「お試し」すると、やめられない。私の場合は大好きな「ダニエル版007」を繰り返し(ただいま3周め)みるためには、やはり価値あり、というしかない。まさに「泥沼に蟻地獄」のようだ(個人的格言です(笑))。

皆さん音楽系のサブスクはなさっていることと思う。だが私は音楽が大好きではあるのだが、基本BGMなのだ。できれば歌詞なし(外国語歌詞は聞き取れないので可)があらまほしいのだ。

これは遠く中高生のころ、とにかく勉強が嫌で嫌で、すくなくとも嫌な時間をすこしでもましにするためにFM放送を聞きまくっていたことに由来するのである。

NHKFMで邦楽や日本語歌詞のある楽曲を放送する場合以外はそこに固着していた。だがさすがに「邦楽百選」(邦楽好きの方ごめんなさい)には耐えきれず、民放FMを聞くことになる(それでもたまに聞いていた)。

なぜ民放AMではないのか。どうにもあのCMを聞くのが堪えられなかったのだ。

いや、民放AM好きの皆さんごめんなさい。個人的感想です。

貧乏学生だったので、持っている音源はとことん聞くのだがさすがに飽きる。その時のチョイスは、(歌詞の聞き取れない)洋楽か、できれは歌唱のないクラシック(現代音楽はだいたい厳しい)がベスト、ということになっていた。

現在家にいるときはずっと音楽をスマホから流している。その時の現在のチョイスは、外国の無料サンプルクラシックピアノサブスク、である。

無料のものを果たしてサブスクというのかどうかが疑問だが、とにかく無料サンプルは、有料サブスクに加入してください、という案内が定期的に入ってくる。無料サンプルなので当たり前だ。

これが日本のサブスクだと、その案内は日本語なので、当然聞き取ってしまう。それがうっとおしいのだ。

うっとおしさ=それを避ける課金。

これは「面倒なカード番号、暗証番号インプット」の代償である「初回カード無料ポイント」と同じようなロジックをもった仕組みである。

これに、乗っかるのは、業腹だ。負けた気がする(誰に?)。

なので、チョイスしたのがこの「英語サブスクの無料サンプル」を、決して課金することなく聞き続けること、なのである。

 

現状これがベストであるが、ベストである理由はつまり、「英語で頻繁に入る案内が、英語なので注意しなければ意味があたまに入ってこない」。これである。

私の残念なヒヤリング能力では、英語を聞くときに「意味をつかむぞ」という意思なくして、意味をつかむことが無理だからだ。

この残念さを逆手にとって、英語話者であれば「また宣伝か、いいかげんにせんかい!」と腹が立ってくる英語での案内が、軽やかにスルーできるわけである。

場合によっては意思を集中し、なんども同じことをいう案内英語の意味を聞き取り、「いやー今日もタダで英語のヒヤリングの勉強したわ」というお得な感じさえ得られるのだ。

これこそまさに、一石二鳥。すばらしいクラシック音楽を「タダ」で聞き、さらには「タダで英語の勉強もできてしまう」わけである!!

もう一つは、「課金サブスクの思惑の裏をかいたったぞ!」という謎の達成感であろう。とにかく人間は「ひとより得をすること」が大好きだ。

これは例の「人との比較」のエゴの発露の一つでもあるので、要要注意、なのであるが。。。

(せこすぎる達成感ですね…泣)