夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

珈琲と読書。

私にとってコーヒーとはなにか。

 

まずは日々の空腹を忘れるための、「マンナンライフこんにゃく畑」的なもの。

カフェインの効果は、多分慣れすぎていてあまり無いように思う。気づかず中毒化しているのかもしれないが、多分空腹感克服の方に比重が高くなっており、別にカフェインレスの飲み物(炭酸水や水)での代用は可能なので、中毒ではない、と勝手に思っている。

 

もう一つ、家で飲むときはミルク過剰で飲んでいる、40%位か。ビール用の保温金属製マグカップ(推定容量500ml)でガブガブいくので、200ml位の牛乳を一回で摂ることになる。牛乳は100ccでタンパク質3gであるので、よくわからないが6g位は摂っている計算となる。3杯飲めば18g。サラダチキンで21.7gなので結構近い量摂れることになる。

 

そして牛乳は液体だからか、他のタンパク質よりも身体への到達率というか、摂取度が高いというか、そういう意味で良かった気がする。

つまりは、タンパク質源、である。

 

一貫して、インスタント。がぶ飲みであればそれが簡便で安い。

だが、もうすこし、高級な楽しみ方はないのだろうか。

味や香りを楽しむ。飲んでいる時間を愛でる。いや、がぶ飲みでも時間は愛でてはいるのだが。

ということで、昨日名古屋今池にある読書珈琲リチルさんへお邪魔した。

 

なんというか、家族でコーヒーを飲む人が、いない。因みに酒もほぼない。一人の楽しみに、なっている(コーヒーを飲むと眠れない、という家族ばかりだ)。

 

なので、家族で喫茶店、というのもない。ここ名古屋はモーニングで有名だというが、名古屋土着ではないので、そういう刷り込みもない。

 

勢い、一人で行くことになる。平日だ。休日にわざわざ一人で、ということは設定が出来ないのだ。

 

リチルさん。とてもよかった。

酷暑の名古屋(名古屋は蒸し暑いんです)で大汗を描きつつ、スーツでお邪魔した。ちなみにスーツは意地と拘り、最近は会社で着るような無言圧力はなくなってきた。自身で選んで着るスーツは、楽しみでもある。

気にいった。本棚の本たちも、とてもいい。我が本棚にダブってある本もある。古本屋で見つけたならば、とりあえず手に取って購入を検討することに、なるような本ばかりである。

静かに、音楽が流れている。平日の午後一番、お客は私一人であった。

時間をかけて丹精した空間設定と珈琲。今池、という雑多で活気のある街(詳しくはないのだが、ちょっと新宿にいるような感じがした)。そこで心おきなく、読書を楽しめれば。これは贅沢だ。

 

会社や家から、近ければ毎日でも、時間が許せば通いたい。そんな空間であった。

(また、行きたいと思っています)