池田晶子を”干した”編集者氏が誰か、編集者氏へ池田さんを紹介したのが笹川さんであることを、本人がネットで公開されているので、そちらの方にも興味が湧く。その作品のみから得よ、その作者と思いは関係がない、という意味のことを述べ述べする池田さんの作品を味わうには、邪な希望となるだろう。或いは”墓の下まで持ってゆかれるべき”ことなのかもしれない。
しかし、池田さんと埴谷さんの初見のエピソードは、或いは達人が言葉一つで相手の全てを推し量りあう凄みがある。
私は風呂でひらめくことが多いが、あなたは?
私は目覚めとともに答えをえることがおおい
ではあなは目覚め型なんだね。
或いは秘密の合言葉、あらかじめ決めていない合言葉のようだ。
- 作者: 池田晶子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/07/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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PS.やはりAMAZONへの書評は現在までアップされていない。長すぎたかなあ(苦笑)。。