えー、パソコンが壊れました。
実は今までパソコンはすべて貰い物、今まで使用していたのもWINDOWS2000.
よくわかりませんが、10年近く稼働していたものと思われます。
不肖わたくし、池田晶子さんのいちファンとしては、そも池田さんが余りお好きでなかったパソコンを利用することに一抹の罪悪感をぬぐえないままにやってきました。
そんなこともあり、買い替えせずに遅い環境でやってきたわけですが、突然壊れました。
まあ、ブラウン管モニターも半年ほど前にいきなり壊れましたので、10年保てば家電としては十分でしょうか。
このブログも、前回で丁度300回、よくもってくれたものと感謝です。やはりそれだけ付き合うと、モノとしてもなんとなく愛着が出てくるものです。
どうもありがとう。
とりあえず安物の中古PCを購入し新規記載を開始します。
いままではデスクトップでしたが、今回はノートにしました。
けっこうこのブログは早朝に書くことが多い、というか、朝しか頭が働かないのですが、パソコンが壊れてみると、手書きでなにかを書いてみたり。
とりあえず本を読んでみたり。
ついついPCに支配された時間を過ごしていることを実感しました。
まあ、またもとに戻るわけですが。。
ちょっと意識して、インプットとアウトプットを区別しなければな、などとぼんやり思っています。
少し久しぶりなので、なんだか調子が出ませんが。。(なぜかですます調だし)。。
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いつもの語調に戻させていただいて。
”やってくる時”、について考えた。
やってくる、なにが、そう、埴谷雄高さんに初めて会ったとき、池田晶子さんは、埴谷さんに”あなたはいつやってくるか”と問われている。
ふつうなら”?”となるところ、池田さんは即時納得、夜やってくると即答。そうですか、あなたは夜型だな、僕は朝やってきます、とどこかうれしげに答える埴谷さん。
これは埴谷さん一流の入学試験で、私はそれにパスしたらしい、という池田さんの感想がなんだかこちらもまたうれし気で、こちらも嬉しくなってくるのだが、まあこれは宇宙人が他の宇宙人を見つける手段、とでもいう感じであろうか。ああ、ここに同志がいた。
以上、読んだ記憶で書いているので、正確ではないのだが、言いたいことは”どこで来るか”ということ。
いや、僕が両巨頭のように、”来る”といいたいわけではない。ないのだが、やはりいつもの自分ではないどこかから、例えばユング的にいうのなら潜在意識のようなところから、ふと、なにかが浮かぶことはある。
先人は三上と確か言った。意識して見ると深く納得。トイレではやはりアルファ波が出ているのか、リラックスするし、昔の馬上はいまはさしずめ電車の中だろうか。
しかし、一番は私見によると風呂の中。なんだか湯船につかっているといろいろと出てくる。どこか意識の底から引っ張り出しているようなキブンである。
なんなのかなあ、これ。
と、風呂で思ってみた。
で、
そうか、DNAではないか、と思いついた。生命の発生が海であれば、僕のこの生命の一番の始めは海で始まっているのである。そこの記憶というには余りに途方もない昔であるが、宇宙の視点からすれば昨日のような過去に、間違いなくこの僕の生命は水のなかにいたのである。
羊水、ということもあるだろう。魚であったときの記憶なのかもしれない。
輪廻、というが、結構そのことばはそのことを言っているのかもしれない。生命は皆先のところで繋がっている、ということ。
これは宗教というより、なんというか、当たり前の真実というレベルの話かもしれない。
だから、出るのではないかな。いろいろと。
まあ、たいしたものは出てこない、なんだか会社でどうたらとか、悩みがこうたらとか、いうレベルではあるが。
だが、意識して、前向きなことを引っ張り出す、ということもできそうな予感もあったりするのである。
また意識しないと我が愚昧なる魂、どうにもしょうもないことばかり考えてしまうようにできているようであるし。。。
。。などと、風呂で風呂のことをなんだかんだ考えていたら、手がぶよぶよにふやけてしまった。けっこう、これ気持ちがわるい。
皮膚はもう、水陸両用では、ないようである。
- 作者: 池田晶子
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えー、池田さんの貴重な画像。何度見ても、見飽きることはありませんね。ゆかさん、ありがとうございます!