夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日々の新聞から。(変化の時代)

ジョコビッチ氏が行っているグルテンフリー。小麦粉を食べない食事法だが、一人暮らしであることもあり、東京では出来るだけ実施している。つまりパンは食べない。うどんはやめて蕎麦にしている。まあ、安い蕎麦だとつなぎですこし入るので、”プチグルテンフ…

イマジナシオン。

イマジナシオンとは、視覚世界から画家が受けるショックを、絵によって、再び視覚世界にむかって抵抗する能力にほかならない。 ”フランスの画家たち” 「スーラの素描」より 洲之内徹 気まぐれ美術館 P.315 新潮文庫フランスの画家たち (1968年)作者: 岡鹿之…

メメント・モリと頭蓋骨。

ラファエル前派展へ行った。 渋谷の街はやはり大混雑で、外国語が入り混じる。 場所によって歩いている人の性別や年齢が変わってくるのも面白い。レオナールフジタの銅板や、金子國義の銅板を見てからラファエル前派展へと向かった。僕が小さなころは印象派…

価値をつくる。

人がこの世にあって、あらまほしき姿とは。。。 。。価値を作る、ということではないだろうか。その時の価値、の位置づけは端的にその人に拠っている。だがやはり”真善美”に関わるものとなるだろう。 「画家というものは、結局は自分の気に入ったものを描く…

洲之内徹。

洲之内徹にたどり着いたのもまた、池田晶子さんの著作を通してだったのだろう。池田さんを通じて、あの小林秀雄を”再発見”した僕は、今度は小林を通して洲之内徹を知ることになった。小林は洲之内の美術評論を”当代一の評論”と称したという。小林秀雄といえ…

新聞を読んで。

大学で文系が不要であると言われている。これは、大多数の人間に、特に経済活動に於いて、文字が、文章が、単なる情報伝達の手段としてしか本質的には感じられていないことも関係していよう。実学、という。この言葉の裏には、”文系、特に文学部なんて虚学だ…

一、離脱、貧しい心。

エックハルトを読んでいる。エックハルト説教集 (岩波文庫)作者: エックハルト,田島照久出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1990/06/18メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 31回この商品を含むブログ (21件) を見るきっかけはいろいろある。まずはダミアン。ヘ…

2016年。

2016年となった。「わたしたちは前を向いて生きているんですが、幸福というのは、近い将来を見つめる視線にあるのではなく、どこか現在自分が生きていることをうしろから見ている視線の中に、ふくまれるような気がするんです」吉本隆明 福島智 ぼくの命は言…