夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

我もまた 永遠のなかに 浮かぶ雲

通勤電車は高架になっていて、 窓から青空と雲が見えた。人は雲のようなものかもしれないと思った。移ろい、ゆがみ、流れ。永遠を体現する空の中で。

名言集。

・これの世に 再びなしと いうことを いのちに透り 知る人少な 森信三 ・夢に向かって自信を持って進み 思い描いた人生を生きようと努力するなら 思わぬ成功を手にするだろう ソロー ・人生とは 自由への 道である 池田晶子・道徳とは、自分の内部以外のいか…

日本人論は誰に言っているのかー日本人であることを求めないー

最近、 世界の中で日本人の存在感が希薄になっている、エリートがその責務を果たしていない、パラダイス鎖国だ、といった論調をよく眼にする。 日本人の開国を描く龍馬伝のブームも手伝い、日本中にこれでいいのか日本、という空気が立ちこめている印象だ。…

HOSTA PATRIOT購入。

集めてしまう悪癖が出た。ホスタ パトリオットを購入。5種類目である。自分で買ったのは2個目、前の持ち主からこの家と共に引き継いだのが2鉢と1種(庭)。しかしこれがギボウシと呼ばれている植物であるのに気が付いたのは最近である。購入時、ホームセ…

父の帽子。

荒川洋治さんの本に、”一度でも書いてみると、すべての人は興味深くなる。”ということばがあったが、さしずめ今は森茉莉か。”森の中でたてがみを立てて咆哮する一匹の獅子”森茉莉が父鴎外を指して言った言葉である。何故かはわからぬが、車中にてこの表現を…

電車の中。

うずくまる、という行為がある。しゃがむ、というのは関西系の言葉かもしれない。蹲る、とはたぶん関西ではあまり言わない。ヤンキー座り、うんこ座りという言い方もある。言葉でのスノビズムを嫌う、露悪的要素、”カッコつけない”という精神文化が関西には…

本を出版する、ということ。

荒川洋治さんの本を読んで思った。本を出版して儲けを得よう、という次元ではない出版があるのだな、と。1680円に設定した本は小部数で全部売れても大赤字。製本し、取次ぎに通知を出し、1冊の注文が入ると飛び上がって喜ぶ。現代詩、という売れない分…

小堀杏奴。

森茉莉の妹であり、森鴎外の次女である小堀杏奴の本、”晩年の父”を読んだ。そこに出てくるパッパこと鴎外の姿は、意外なほど姉茉莉の鴎外像とぶれない。そして印象としては又、向田邦子と年の離れた妹、のありようと大変共通しているという印象を受けた。杏…

ホスタ ゴールデンティアラ を購入。

ホスタ(ギボウシ)ゴールデンティアラを購入。498円。庭に植えたが上手く根付いてくれるだろうか。

向田邦子ひきつづき。

お二人とも若くして亡くなられた。池田さん46歳、向田さん52歳。翻って、自分との共通点はあるか。何点かある。巳年生まれ。黒い服が好きであること。向田さんは”黒ちゃん”と呼ばれ、いつも黒い服を着ていたという。色黒であった、という点は僕とは違っ…

向田邦子ふたたび。

昭和56年8月22日、台湾旅行中に向田邦子さんは事故死された。三楽オーシャンに寄稿した「楽しむ酒」が絶筆となったという。向田さんが亡くなって2年後の昭和58年8月に発行された文芸春秋増刊を底本とした文春文庫ビジュアル版”向田邦子ふたたび”を…

プリムラ’フランシスカ’

という緑色の花があるようだ。SNOW WHITEは白雪姫だが、森鴎外はゆきしろひめ”といっていた。 確かに。本の値段をたのしむ。フィンランド駅へ。

世に出ないことば。荒川洋治。

川上未映子さんの書評から、荒川洋治さんのことを知って、 図書館に予約してエセー集2冊を昨日受け取った。贅沢な感動。うち1冊。世に出ないことば。P.20”感動のねっこには、その人の「境遇」というものがあるのだ。好きになったり感動したりするたびに、…

ヒューケラ ベリースムージーを購入。

一株のみ残っていたので購入。400円。[rakuten:agure-shop:10009593:detail] Jardinの新作のようで、大株になるらしい。今年買ったのは他にレーブオンとキャラメル、メルティングファイアー。キャラメルも大株になるとのこと。レーブオンは花付きが非常に…

森茉莉、あるいは牟礼魔利(むれマリア)。

”ゴオルデン・ウィークには黒部へバスで行った。”渋滞の予想される車中へ持参する本を選択するのは、心楽しい作業であり、これは海外出張の機中で読む本選びと基本的には同一のはずであるが、やはり車中と機中は環境が若干違うなあ、ということを心の底では…