夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

向田邦子ひきつづき。

お二人とも若くして亡くなられた。池田さん46歳、向田さん52歳。

翻って、自分との共通点はあるか。何点かある。巳年生まれ。黒い服が好きであること。向田さんは”黒ちゃん”と呼ばれ、いつも黒い服を着ていたという。色黒であった、という点は僕とは違っているのだが。

猫好きであること。僕は名犬ラッシーの大ファンであり、小学校の卒業文で、大きくなったらなにになりたいか欄に、”コリーを飼う”などとわかってはいたが職業が書けず代わりに書いたような人間であり、その部分で池田晶子ファンが深まっている部分があるのだが、猫も大好きだ。大学時代に飼っていた。子猫から飼うと、やはり飼い猫というよりは一体化するものだ。

ということで、多くはないが、深い部分での共通点はあると勝手に思っているのである。

こうして故人となられた有名な方々と自分自身とのささやかな共通点を見つけて歓ぶ、こんな愉しみが出来るのも、こうした”密かな人生売買”である古本を購入したおかげ、ということになるのだろう。

向田邦子ふたたび (文春文庫)

向田邦子ふたたび (文春文庫)

前出の記事”向田邦子ふたたび”の稿に、おえかきでマウス画を挿入。なぜか編集出来なくなってしまったので、そのまま掲示せざるを得なくなったのはちょっと困っているのだが。

黒ちゃん、に寄せたイメージということになるだろうか。