川上未映子さんの書評から、荒川洋治さんのことを知って、
図書館に予約してエセー集2冊を昨日受け取った。
贅沢な感動。
うち1冊。世に出ないことば。
P.20
”感動のねっこには、その人の「境遇」というものがあるのだ。好きになったり感動したりするたびに、人は「境遇」をさらすのだ。軽井沢と、ぼくは、どこにも接点がない。軽井沢をまばゆく思うのは、こちらの人生や暮らしが「貧しい境遇」にあるからかもしれないのである。”
モノを好きになるのは、裏に其れに対する飢餓感がある。確かにある。当たり前のそのことに、この本に言われて初めて気づいた感がある。
この気づきだけでも、この本を読んだ甲斐があった。
- 作者: 荒川洋治
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2005/09/21
- メディア: 単行本
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昨日書いたヒューケラのこと。
どうもドルチェシリーズはココリスではなくクリームブリュレのような気がする。
たくさんあって、名前を記憶するのが困難だ。