先般神戸で開催されていたアルフォンスイノウエさんの
回顧展パンフが届いた
私は神戸生まれ神戸育ち、今は縁がありここ神保町に仮住まいの身であるが、実家はアルフォンスさんご自宅がある板宿駅のすぐそばの須磨駅が最寄りであり感覚的には同郷の大先輩と勝手に思っている
アルフォンスさんの作品を見たのは蔵書票を紹介する新書であるが、その作品を見た瞬間、日本でこういう作品を作る方がいるのか!と一目で好きになった
その後東京に単身赴任することになり、銅版画で自身も蔵書票を作っているわけだが、もちろん銅夢版画工房とのご縁のせいではあるが、あの日みたアルフォンスさんの銅版画の印象も確かに大きな憧れとして原動力となった
その後これも縁があって紹介されていた蔵書票のうち一枚を購入する事もできた
これこそ枚数がある銅版画、蔵書票と言うかたちのありがたさであろう
パンフレットを読んでいてアルフォンスさんが若い時に抽象画のグループにいらっしゃったが、ある時急に今の方向に転向されたということを知った
その事を関係者の方は好意的にではあるが"急に少女マンガみたいな絵に転向したやつがおる"という風に表現されたとあったが
私も本当に描きたい絵は"おっさんなのに"アリスや妖精だったわけで、ああ人にはこう思われるやろなぁ、と感じて隠して来たとおりの"神戸的表現"を発見してなんだかおかしくなった
まあ本当に絵を描く(版画制作する)皆さんからは1ミリもそんなことは言われずむしろ好意的に受け入れてくださる経験をしてみると
ああ、絵を描かないひとはそう思いがち、ではそんな事関係がない場をさがそう、と思うきっかけにもなったかなと思う
大変残念ながら展示にはお伺い出来なかったがこの思いがたくさんつまったパンフレットを入手できて
本当に良かった
ありがとうございました



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