夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

6月28日 新潟喰い道中。「しなければならない」ストレスへの対処法。

昨日、一昨日と新潟。

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食べに食べたり、という感じであるが、昨晩の体重は66.7kg、体脂肪9.2%。今朝は下がって66.2%、10.2%。

 

68キロは行っているかと思ったのだが、暑くなって汗をある程度かいたせいもあるだろうか。炭水化物も(米どころ新潟に行ったとしては)比較的摂りすぎというほどではなかったからだろうか。

 

と言っても、初日は大好きな万代バスターミナルにある、万代そばさんのカレーを食べた。

 

昨今の値上げで、普通盛りが550円になっていた。大盛りは630円だったろうか。前は普通盛りで430円ぐらいだったようだ。

持ち帰りもできるので、おばちゃんが持参のタッパに入れて貰って持ち帰る姿を結構見かけた。時間が10時ころと中途半端だったからだろう。開店と同時にたくさん並ぶそうなので、こうしたすこしずれた時間を狙って買いに来られるのだろう。一方昼の弁当用っぽい感じでお持ち帰られる事務員風の人も見かけた。大盛りを持ち帰れば、下手をすれば3食分位になるだろう。家が近ければそういう使い方もいい。

 

まあ、なんでも値上げのご時世であるが、値上がりをした商品を見た時には、やはりネガティブな感情が湧くものだ。おいしいものをそれでもやすく提供頂けてありがたい、と思わねばいけないのに、どうして自分はそう思えないのか、という気もちになることで、「残念な自分」にがっかり、これくらいの値上げを鷹揚に受け取れない私という存在にがっかり、そして財布にもがっかり、とがっかり3重奏、となるので、基本最近はほとんど外食に行かなくなった。

 

外食というば基本レジャーだと思うので、レジャーに行ってまでがっかりしたくない、という潜在心理が働くのだ。

けっこう外食産業の方々は、そういう潜在心理で苦しんでいらっしゃると思う。

 

コロナで外出が当たり前だった人が外出することが減る、という事があるだろう。人間は環境に慣れるものだ。私も「神保町に住んでいれば、カレーと古本を楽しまねばならない」という謎の強迫観念を持っていることに、気が付いたのは節約で外食をできるだけやめよう、と思ってからである。

 

今は「レジャーなんだから余裕があればいってもいい。」位の気持ちでいる。そうするとだいぶ楽になった。楽になるのは、嬉しいものだ。

いわゆる「ストレスに気づき、対応法を正面から考えて実行し、ストレスを結果的に手放してゆく」というやつだろう。

 

なんというか、人間気が付かずにさまざまなストレスを抱え込んでいる。勝間和代さんがおっしゃる「住宅ローンストレス」で気が付いたが、やはり30年以上もずっと「金を返さねばならない」と思い続けることは大変なストレスである。子供に引き継ぐケースもあるだろうが、子供も「親から引きついて金を返さねばならない」という思いも負の遺産として引き継いでいるわけだろう。

 

もちろん、その結果として、自分の住み慣れた地区に住み続けられる、というPOSITIVEな気持ちもあるかもしれないが。

 

外食なども、「疲れて面倒だから外食せねばならない」と思うことはストレスの一種になりうるだろう。日々使える金が潤沢で、どれだけ食費で使っても使い切れないし、貯蓄もばっちりだ、という人は別だろうが、そういう人は場合により、「自分の会社は継続できるだろうか」とか、「外資なので、継続雇用してもらえるだろうか。首を切られるのも一瞬だ」というようなストレスが、バーターであるような気もする。

 

定年後であれば、年金で生活できるか、とか、老後資金がなくなったらどうしよう、というようなストレスも結構続くだろう。

だれでも基本そのステージに沿ったストレスを抱えるものだろうが、全くストレスがない、というのは難しい。

 

むしろストレスを無くす、という方向に深く検討を加えるのであれば、悟り、三昧、というところは高すぎるにしろ、死や生について考え続けて場合によっては禅などの哲学的思考を行ってゆくようなことが必要だろう、と思っている。

 

(考えることを定めると、心のキャパシティがそれで一杯になることを実感しています。気を紛らわすともいいますが、意識して違うことを考える、ということを最近はすこしやっています。新潟喰い道中2日目は、昼は何故か定番のサイゼリヤ、夜は早めにたれかつ丼、にしました)