夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

8時間無料で楽しめるか。勝間和代さんとひろゆき氏のYOUTUBEを最近よく見る。「ドラゴン・タトゥーの女」、サランデルシリーズのことなどをいまさら。

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今朝の体重65.1kg、体脂肪5%。多分バグってたのかと思いますが。特に鍛えた記憶はありませんが。。

知らず知らず、金がないと楽しめない、という考え方に染まっていたことに気づかされた。

最近ひろゆき氏と勝間和代さんのライブYOUTUBEライブ配信アーカイブで見ている。
ひろゆき氏は2015年位(だいたい)から今のスタイルに近い形で配信されているが、ライブを録画で配信されているようだ。勝間さんのはアーカイブになった時点で視聴している。

両者の内容は個人的には似ている気がする。視聴者の質問に個別順番に両者が答えて行く、というスタイルだからだ。質問する層は若干違う気がする。勝間さんはやはり同年代ゾーンの女性の質問が多い気がする。そのあたりも結果的に聞き比べることになっているが、面白いPOINTだ。

両者とも1.5-3時間までの間の長さなので、画面を見ずとも音声だけでBGM的に聞くこともできる。

ひろゆき氏の動画で気づきや面白かったのは、「8時間無料で楽しむ手段があるか」という視点。

知らず知らず、金を使わないと楽しいことがない、という気持に蝕まれていたことを最近気づきだしている。勿論一人で住んでいるので、食費はかかる。会社員なので、飲み会もある。自腹接待的なものもある。

だが、一人の時に外食や観光や欲しいもの探しなど、基本金がかかりやすいものに、知らず頼っていたことに、少しずつ気付いて来た。

これは、必須の費用(版画教室会とかも含む)を除いて、日々心の赴くままに外食し、時に1回2500円位で一人飲みし、ものを買い(まあ、古本と中古時計がほとんどですが(´;ω;`))、移動していると(画廊の展示などへゆき、気に入ると小品を購入)、1か月の生活費として当てている費用では赤字であることが、1年間の単身生活でほとほとわかったのだ。

で、その生活を続けられない、と実感したときに、非常な失望を感じたわけだ。

だが、その「失望」とはなんだろうか。

「金がないと楽しくない」という思い込みに近かったのではないだろうか。

ここを見据えて、「自分は最悪金が無くても自分で気持ちよく自分を楽しませることができる」という方向に持っていって、慣れさせた方が今後の人生いいのではないか、と思ったのだ。

「金があったら使わなければならない」というのは、自分への言い訳だ。だが今後無限に金を使える環境に居続けることはない。むしろ心配で金を使わない生活をデフォルトにする習慣や能力が必要だ。

資産家のひろゆき氏が、基本金がない時代と変わらず、金をほとんど使わない生活をされている、ということに目を啓かされたということがある。
そして「金がなくとも私は幸せだ」と思えること自体(いいわけではなく、心から)、生きていく上での大き技術、生き抜く力になるなあ、と思ったのだ。

この土日はほぼ家にいた。特に土曜の歩数は携帯でみるとなんと「13歩。」。

ではどう過ごしたのか。

ひろゆき氏が視聴者に出した条件は、ゲームはいいが、課金はだめ。ネットはOK。アマプラも(月間会費は発生するが)まあいい。YOUTUBE、SNSもいい。

私が土曜にひきこもって行ったこと。

アマプラで、サランデルシリーズ(ドラゴンタトゥーの女シリーズ)の現地版6作が無料になっているのを見つけて、全てを続けて見たのである。

ダニエル・クレイグのハリウッドリメイク版を見て、すっかりはまってその後図書館でシリーズ既刊全作を読んだのは数か月前。作者は3作を残して、第1作の刊行を待たず(したがってシリーズの成功も知らず)亡くなったのだが、その後別の作者に書き継がれたものも含めてすべて読んだのだ。

第3作、原作者が残したものを現地スウェーデンにて2009年より順次映画化されたものを見て、まだ記憶に新しいこの物語の「答え合わせ」をした、というわけだ。

どう答え合わせたのか。まずはほぼ小説から入ったので、各登場人物のルックス等は自身の経験値からの映像化である。私はスウェーデンには行ったことはなく、スウェーデン人が総体的にどんなルックスで街の雰囲気はどんな感じか、ということはわからない。まあ、一般の「欧州の雰囲気」で脳内で映像化していたわけだ。

そうか、スウェーデン人はこんな感じかあ。そう思ってみるのは面白かった。ストーリーは若干端折られていたが、それでも丁寧に原作を再現しているな、という印象であった。

うーん、やはりイメージにあった「年齢に関係なく人々は生を楽しんでいる」という感じをもった。これはナイーブな言い方であるが、「ある程度年をとっても、男女はあたかも若者のように考え、ふるまい、楽しむ」。これはなんというか、うらやましい文化である。日本ではやはり「若さとは内面ではなく外見」という感覚が根強いと感じる。これはなぜなんだろうか。また考えてみたいPOINTである。農耕民族であることになにか関係があるかもしれない(欧州を狩猟民族と仮定すると)。

まあ、ということで、ミレニアムシリーズ(スウェーデン版)全6作で合計431分(7時間11分)を見た。主人公のミカエル役のミカエル・ニクヴィストは、残念ながら肺がんで2017年に56歳で亡くなっているが、2009年に本作出演時は49歳位、身長178cmとダニエル・クレイグともほぼ同じだ。2011年にはミッション・インポッシブル・ゴーストプロトコルのメイン敵役も演じている。2014年のキアヌ・リーブスジョン・ウィック」でもメイン敵役を演じており、善悪を演じ分ける名優であったのに残念である。また同じく主演のサランデルを演じたノオミ・ラパス、原作では154cm、42キロとスウェーデン人女性平均身長165cmからは10cm以上低い設定であるが、本人は163cmと原作より10cm近く高い。したがってスウェーデン人の中で際立って低い、という画面印象がなかった。逆に厚底パンク靴でいけば、平均以上になったからかもしれない(なおハリウッド版のルーニー・マーラは160cmであった)。

ということで、8時間を(ほぼ)無料で楽しく過ごすの我が一例、アマプラ視聴であった。

(小説中の登場人物が映像化されるのは、日本映画やマンガ原作の場合はイメージ違うといろいろ思いますが、行ったこともないスウェーデン映画となると、ああ、こういう感じね、というところですね)