夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

サイゼリヤに時間制限90分で帰れ、と張り出されていたので、考えたことなど。

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サイゼリヤの滞在時間が90分となったとの張り紙を見た。

これを見たとき、モヤモヤした気分になった。なぜだろうか。いつもチキンステーキと100円のワインとドリンクバー、これで3時間は粘っているからだ。

3時間いる人間が90分では、全く時間が足らないのだ、しかし、コロナがおさまってきて、特に土日は大変混雑している事は知っている。

サイゼリヤとしても営業上、90分と言う制限をかけざるをえないのはよく理解できる。

ただ、普段3時間いる人間が90分で終わろうとすると、90分間ずっと今何時間経っただろうということを考え続けることになる。これがストレスなのだ。

サイゼリヤ特有のあのざわざわした感じが好きである。ただ問題は、3時間、絶え間なく、オリーブオイルや粉チーズを食べ、コーヒーや炭酸飲料水を飲み続けることで、体重が増えることである。そういう意味では、サイゼリヤに行ってチキンを食べていても、本当に健康に良いのだろうかと言う懸念が、実は深層心理上あったようである。

今回の90分制限は、その深層心理上の懸念をあぶり出してくれた、とも言えるだろう。

ただ、あのサイゼリヤのダラダラした時間の中で、インスタを見たり、Twitterを見たり、はたまたAmazon Primeを見たり、そして本を読んだり、あるいはたまには版画を描いたりと言う時間は結構楽しいものであった。

それが、90分しかいられないと言うことを思い続けることにより、時間の質が低下する懸念があるのである。

そうであれば、サイゼリヤでどう過ごすか、あるいは他の手段がないのかと言うことを考えて行く必要があるだろう。

まずはサイゼリヤに行って食事をして100円ワインを飲んでいるから時間が経つのであろう。では、食事も酒も飲まずに食べずに、ドリンクバーだけではどうだろうか。ということで価格を調べてみたのである。

これは、300円であった。単品価格である。

食事とセットで頼めば200円になる。だが、食事も酒も飲まずにドリンクバーだけで300円で90分を過ごすのであれば、これはアリかもしれない。

代替手段として、考えられるのは、スタバとマクドである。どちらも家のそばに、つまりサイゼリヤから数百メートルの距離で存在しているのである。

マクドの問題点は、AGEである。特にフライドポテトは、高温で揚げているので、age的には最悪である。ageの概念を知ってから、大好きなカルビーのポテトチップスも全く食べていないのである。

またタンパク質を高温であげるのも良くない。ハンバーグの肉はそれに該当するのである。

と言うことで、マクドナルドで食べられるメニューがないのである。あえて言えばサラダであろうか。つまりマクドでは、コーヒーを飲むしかほとんど選択肢がないのである。

ただ、試しに1度、コーヒー確か120円だったかな、を持って最寄りのマクドナルドの3階の席にいちど行ってみたことがある。

特に追い出される事はなく、見晴らしも大変良く、空いていた。

と言うことで、食べるものはないが、時間を過ごすにはいいし、コスパも大変良いのである。

それでは、スターバックスはどうであろうか。問題は、価格である。

サイゼリヤに行く理由の大きなポイントは、あの価格である。とにかくチキン500円、ワイン100円、ドリンクバー200円、合計800円で、今まで3時間ゆったりしていたのである。オリーブオイルと粉チーズで、満腹である。

スタバでは、単価が高いのである。もちろん、何時間いても良いと言う創業者の理念があり、いつまでいても追い出されない、と言う心理的安全性を買っていると思えば、もしかすると安いかもしれない。

この辺が、今回の考えどころであろう。そして、雰囲気も、なんとなくマクドナルドよりも、スターバックスの方がいて心地良いのは否めない。

スターバックスでは、ドリップコーヒーの値段がいくらだったか、はっきり記憶していないが、確か300円程度であろうかと思う。アプリで買えば、おかわりが100円か、あるいは150円位でできるような気がするので、これは調べていかねばならないが、まぁ500円くらいで居放題と言う事はある。

まぁ、せこい話ではある。資金面で心配がないのであれば、そもそもサイゼリヤに安いからと言う理由だけで、何時間も居ようとは思えないであろう。だが、サイゼリヤはメニューが豊富で、安くて大量に食べられる、と言うメリットはある。

今は、体重が増えているのだが、体重を絞っており、食欲がとてもある場合は、サイゼリヤはやはり1番の選択肢となってくるのである。

一方で、食べるものがないマクドや、同じく、あまり健康上、よろしくない糖類や、小麦粉を使った食べ物が多いスターバックスに入ると、逆に太ることが少ないと言うメリットもあるだろう。

なんとなく見えてきたようだ。

太りたくなくて金がない時、これはマクドであろう。ドリップコーヒー値段はよく覚えていないが、まぁ200円以下のところで、何時間も粘っちゃう。

まぁ500円位出そうかな、と言うリッチな笑気分の時は、スタバで優雅に何時間も粘っちゃう。

そして、グルテンフリーが効果を発揮し、体重も63キロ位になったときには、これは奮発して、90分の制限があると言うことをネガティブに捉えすぎずに、初めから90分をしっかり受け止めた上で、サイゼリヤに行ってチキンとワインとサラダバーを頼めば良いのである。間違えたドリンクバーであった。

こうして、はっきりと現状の自分の状態を把握し、金があるのかないのか、体重が重いのか軽いのか、そういった条件をしっかり見据えた上で、サイゼリヤマクドスターバックスを選択していけば良いのである。

ここまで考察してきて、非常に残念な事は、そもそも貧乏くさいことである。

いいおっさんが、マクドナルド200円以下でコーヒーで数時間で粘りましょう、と言うのはそもそもまぁ残念としか言いようがないのである。

しかし、こう考えるのも、無意識に、自分がおっさん属性であると言うことを前提とし、他のおっさんと自分を比較しているということもある。

比較は地獄の入り口である。

別におっさんがマクドナルドで200円以下のコーヒーで何時間粘ろうと実は全く問題がないのであった。

そういう思い込みをあぶり出し、そこから自由になっていくと言う意味では、サイゼリヤの90分制限、と言うことが、逆に良い考慮のきっかけになってきたのである。

(今回は、音声入力でトイレの中で書いてみました。思ったよりも、スムーズで字数も稼げたかなと思っています。音声入力は、勝間和代さんのメルマガを見ていて、真似してみようと思ったものでございます。勝間さんの、気づきは、いつも大変参考になります。)