夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

新生活より⑧ 写真、コピー、録音。

今日の体重63キロ、体脂肪6.8%。少し下っ腹がしまった感じがするのは、日々まあまあ歩いていることが理由か、あるいは一日3回のアブローラーのためだろうか。

会社帰りに2夜連続で個展へ行った。東京駅と日本橋のギャラリーであったが、一日目は12076歩、2日目は13056歩と1万歩を無事超えてきた。つまりはこういう動きをすれば1万歩は超えるということだ。

まあ、昼間に東御苑を全力で闊歩する、ということも必要だが、雨が降るとむつかしいかもしれない。

さて、私は生まれて例えば一期一会を感じなくなる文化装置、すなわち写真、コピー、録音に囲まれて生きてきた。

これは日々の真剣度を減退させる。いつかまた再現できる、とどこかで思って安心するからだ。

しかし考えてみると、ここでひそかな精神の負の負債(痛みが痛い(笑))、ストレスをも受け取っている。すなわち「いつかまた再現しようと思わなければ」という気持のことだ。

これはよくない。レベル感は違うが、住宅ローンと根っこは同じだ。

今、という概念がいいのはここのところだ。

今しかないと思えば、今この前の絵に、風景に、音に、一期一会の真剣さをもって対峙できるからだ。

これでその時にとことん味わい尽くすことができるのだ。

では、写真や録音やコピーしかないときは。

物故者の歌が永遠に残る。それを聞く。その時に「一期一会」と思うのだ。

もちろん何度も聞いてもいい。聞きまくってもい。

だがそこで、一期一会と都度思えば、都度深く、毎回深まりつくすとも思えぬが比較的深く、

堪能することができるだろう。

(自戒をこめて、ですね)

 

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