夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

我が肉体。

普段は人生はなんて不思議、とか、精神は大切だ、とか、池田晶子さんにならって偉そうに語っているわけだが、日々老化する肉体を直視することもまた池田さんの教えである。

我は精神だ、などと思うからいけないのだ。我は肉体だ、と思え。

池田さんは若い頃はバケモノなみの体力をもち、かつたいへんな酒豪だったとのことだが、池田さんがなさった走りながら考える、という方法はどうやら僕には向いていない。

膝が、良くないのだ。どうもがたがたする。

これはもしかして神戸の中・高生のころ、早朝5時半ころのねぼけダッシュ(学校が遠かった)がいけなかったのかもしれない。坂道をWARMING UPなしで駆け出しては、よく膝が痛くなっていたものだ。足首もあやしい。

去年の5月1日は、三重県藤原岳に登った。まさに”いきはよいよい、かえりは恐い”であった。

頂上までは春の風情を愉しみ余裕で到達したのだが、くだりはまさにガクガク、ふらふら。膝が、足首が、定まらない。

足首はといえば、会社で平らな道でコケたこともある。通行する人に、笑われた。

いや、この歳になってですよ、道でこけて、笑われる。

なんとも残念な話である。ズボンも、破けた。


・・・しかし、この苦手感、なんとかならぬものか。

普段は平地を散歩、平らなこの愛知県、歩きやすいことしきり、なわけだが、春の山、これはなんとも美しい。

・・・ということで、文明の利器?に頼ることにした。いや、なんのことはない、膝・足首サポーターである。昨日、スポーツ店で試着しながら購入。結構いろいろある。そしてお値段もなかなかだ。両膝、両足首をそろえようというわけなので、4個、必要だ。

上級品であれば、ひとつ8000円するものもある。

結局、平均2500円、計1万円ちょっとの買い物となった。

高いようだが、いろいろ機能的なものを買うよりも、必要であろう。さて、その使用結果はいかに。またご報告させていただきます。