夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

1995年の哲学のすすめ。

ホームセンターにて、クレマチスを導入。

C.’Huvi’
C.Jackmanii’Hagley Hybrid’

各398円。

Huviの方は、前年に伸びた「旧枝」の各節からと、今年延びた「新枝」両方で花をさかせるとのこと。花後の剪定は、基本的にどこで剪定しても再び花をさかせることができるが、枝ごとに花首の一節下を切る「弱剪定」と、新しく伸びた枝の下2−3節を残して切る「強剪定」をすることで、長い間花を楽しめるとのこと。
Hagley Hybridの方は、強剪定のみ。株の元気を保つために全体の7-8割の開花が終わった頃、早めに剪定することで、年に3-4回花を楽しめるとのこと。
開花時期は5月から9,10月の四季咲き。

なかなか難しそうな植物だ。花の色に惹かれてふらふらと購入したが、果たして花が咲いて呉れるだろうか。

牧野富太郎の原色植物図鑑を購入。35000円のものだが、2700円で購入。81年の印刷だが大変綺麗である。

牧野富太郎は、南方熊楠や、現代であれば、荒俣宏といった感じの、とにかく蒐集にのめりこむタイプの天才だろう。花一途にのめりこみ、自らを花の精ではないかと思い(あながちおかしいとは思えない)、膨大な借金をするところなども似ている。

標本を何万と持ち、自ら画を描くために印刷屋で修行したりもしている。とにかく花のことをしていればよし、という人であったのだろう。

印象的だったのは、ソメイヨシノを賞賛していること。クローン桜であり、プロはあんなものは桜ではない、といったような悪口を良く読むが、花の精である牧野博士が言うと説得力がある。

どんな花でも花は花、すべてを愛する牧野の気持ちが伝わってくるようだ。

で、表題。1995年のAERA MOOK、「哲学がわかる」をBOOK OFFで105円で購入。