夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

卑近なる心境の変化。神保町カレースタンプラリー、そしてタイガーマスクアニメの系譜。

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今朝の体重起きたて64.2kg、体脂肪10.2%。朝食後出勤直前64.3kg、体脂肪9.8%。
ちょっとした時間で変わるものだ。

最近は先々月に5万円のSEIKO5の55周年記念モデル、先月は4万円の本購入、と高額の出費が続いたので、毎日せこすぎる日々のことを綴っている。

まあ、10万円の生活費(住居費と光熱費は除く)なので、なにも買わなければ全くOKのはずなのだが、版画教室月謝や毎月定期的に出ていく費用を抜いて、そこから”高額衝動買い(´;ω;`)”費用を引くと、ありゃあ、食費やばい、となる。

考えてみればこれは前にも書いた気がするが、大学時代もまったく同じであった。生活費が入るとすぐに何かを買って、残りで生活、というのが定番であった。そこでほとんど毎日学食で食べていたのがカレーであった。

そう、カレー。今神保町ではカレースタンプラリーという楽しい催しをやっている。昨年この地にやってきて、ラリー終盤、神保町公園での最終決戦で多くのカレーを食べまくったのは懐かしい思い出だ。

今年はでは、予選でいろいろなところに赴こうと思っていたのだが、それには当然費用がかかるのだ。

10万円から諸費用を引いて4万円の本。食費や飲み会は残りでやらねばならぬので、まあ無理だ、という推測が働く。
ということで、”外食皆無モード”と”基本自炊モード”を発動させた。今前はいろいろ「安くてうまい店」を日々鵜の目鷹の目で探しては、いろいろ遠征していたのだが、もう電車もできるだけ乗らないことにしたのだ。

始めはつらかったが、最近では、外食店は「行こうかな」と思う対象ではなくなってきた。単なる風景だ。外観などを愛でるだけのものになってきた(タイトル回収①:卑近なる心境の変化)。

買い物も基本「まいばすけっとトップバリュ」一択となってきた。PB、イオンというのはやはり安いのだ。

昨日は自炊ペペロンチーノ用に鷹の爪(もちろんトップバリュ)を購入した。トップバリュのペペロンチーノの素は5食用で300円以下と安いのだが、結構ニンニクが効いている。私はニンニクすきだがやはり体臭口臭が気になる。そこでニンニクぬきとなるとオリーブオイル、鷹の爪、だしの素、でペペロンチーノを作ろうと思い立ったのだ。

空腹は最大のソースという。メイドイアビスのナナチは、美味しいものを食べたことがないので厳しい味の料理を作っていた。

ニンニクと空腹ソースのバーター、ということになるだろう。

どうやらペペロンチーノのゆで方は、乳化(小麦粉??)を狙い少な目の湯で煮詰める系がいいようだ。普通はタップリの湯、というイメージなので、鍋がなく、フライパンでパスタを茹でている私にはピッタリではないか。

本当にエクストラバージンオイルなのか、という疑念を抱きつつ購入した安いトルコ産オリーブオイルと、鷹の爪と、100円ショップで買っただしの素。この素材で空腹ソースをかけての自炊が楽しみである(まあこのあたりが二つめのタイトル回収:神保町スタンプラリー)。

 


さて最後のタイトル回収である。基本中身は中学2年生のままで、外皮はおっさんである私。YOUTUBE東映動画提供の「1話だけ見せるから続きはみてね」戦略で無料配信中のタイガーマスクアニメ3作を1話ずつだけ見てみた。

私はどちらかというとマスクマン、筋肉系、外人好きのプロレスファンだ。ゲテモノ系といえなくはないが、最近ではマイナーともいえないと思っている。

アニメ版タイガーマスクは、WIKIPEDIAによると「東映動画製作でアニメ化され、よみうりテレビ日本テレビ系列にて1969年10月2日から1971年9月30日まで全105話が放映された。」とある。最高視聴率は約31%を叩きだしているし、試行錯誤していたアニメや特撮との玩具連携を確立し、その後の仮面ライダーの設定や販売戦略に影響を与えた、という。
また、「本作は日本のテレビアニメで初めて、原画からセル画へ絵を転写するトレースマシンを導入した作品である。このため線の多い劇画をアニメ化することに成功した。」とある。あの独特のタッチが魅力的で、画面のカッコよさが際立っていたが、トレースマシンのお陰とは、この稿を書いていて初めて知った。勿論作画の辻なおき氏の「妙にクセになる画風と造形」とも相まってだが。


次作となる「タイガーマスク2世」のアニメは「テレビ朝日系列で1981年4月20日 - 1982年1月18日に放送。全33話。」。月曜19時から19時半の枠で裏番組が「あしたのジョー2」であったため(原作者は別名義ながら同一)、視聴率が6-7%と伸びず、3クール目で途中打ち切りとなったという。

私見だが、あしたのジョー2の作画が秀逸、この制作スタジオがひっくり返っていたなら結果はわからなかったかもしれない。勿論初代タイガー東映動画の殿堂入り的作品なので、無理な話ではあるが。

また原作の宮田淳一のタイガーは非常に魅力的で、エンディングに垣間見える原作タイガー(特に目の描線)は大変かっこいい。このあたりをもう少し動画で再現できていればと思う。やはり主人公の美しさこそが作品ヒットの最大要素だと思うからだ。

宮田タイガーの素晴らしい眼力。
大変申し訳ないが、アニメ版では宮田タイガーの魅力的な眼力に欠けると思う。白いひげ部分は上りより下げるべきだし、より目になってしまっている。
タイガーマスク2世については全く情報がなかったが、今回いろいろ仕入れている。TV放映とタイアップして、佐山タイガーがデビューしている。惜しむらくは、ボクシングとプロレスでぶつけた戦略。もうすこしかぶらない裏番組だともうちょっとはブレイクしていたのではないだろうか。

初代の伊達直人は上記設定では181cm87KGなので完全にジュニアヘビーだが、2世は192cmある。91キロだとジュニアヘビーとなるが、猪木が公称191cm、武藤や蝶野が188cm(たしか)なので、これくらいあると体重付ければ日本ではトップを張れる体格ではある。

まあ、佐山さんは170cmちょっとだと思うので、体格差はある。だが不世出の運動神経で現実世界でのタイガーは素晴らしいコンテンツとなった。

(個人的には仕事で佐山さんのご子息と会って、写真を撮ったことが自慢です(笑))

上記説明を見ると、佐山タイガーは外見2代め寄り、技は初代寄り、といえるだろう。

さて3代めの「タイガーマスクW」。この作品はうかつにも存在を知らなかった。WIKIPEDIAによると、「2016年10月2日(1日深夜)[1] から2017年7月2日(1日深夜)までテレビ朝日ほか(詳細は後述)で、日曜 2:30 - 3:00(土曜深夜)に放送された東映アニメーション東映動画から社名変更)が制作するテレビアニメ。全38話」とある。

比較的最近の作品で、新日本プロレスとの提携もあり、ワールドプロレスリングの放映とタイアップしていたようだ。2世は飛ばして直接初代の世界とつながっているようである。

こちらも現実にタイガーマスクW飯伏幸太)が出ているので、2代目同様現実世界とのパラレル感がいい。そしてなんとなく懐かしい東映まんが映画感がうれしい作品。できれば続けてみたいところだ(有料ですが)。

(現実とシンクロするタイガーマスクワールドは楽しいですね。タイガークイーンも応援しています。)