夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

伊藤茂次の詩を読んだことと、DUNE 砂の惑星、スパイダーマン FAR FROM HOME をアマプラで見たこと、そして宅トレのことなど。

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昨日帰宅時の体重は64kg、体脂肪率はうろ覚えだが8.8%位?
今朝の体重は64.3kg、体脂肪率は9.8%位であった。

実は昨日はスポーツセンターに行ったところ、休館日であったのだ。

で、そのまま帰宅し、AMAZON PRIMEで途中まで見ていた「DUNE 砂の惑星」を見た(50分くらい)。

その間に久し振りに白米を2合炊いた。普段は家ではほとんど白米を食べていないのだ。パスタの方が多い。

DUNEを見終わって(なかなか素晴らしい映像であった)、そのあと同じ女優が出ていたからかアマプラおすすめで「スパイダーマン FAR FROM HOME」を見たが、これもなかなか面白かった。

で、炊きあがった2合の白米、始めは半分を食べるつもりであったが、映画を見ているとついついポップコーン的におひつ(電子レンジ用の小さいもの)を抱えて、全て食べてしまったのだ。

2合だと茶碗4杯分だろうか。

これはやばい、と宅トレに切り替えた。先般15キロダンベルを2個買ったので、これで腕と肩をやり、アブローラーとプッシュアップバーを使ってトレーニング。

これがまあまあ効いた感じであった。

で、けさこわごわ体重計に乗ると、0.3kgだけの増量であったので、ほっとしたわけだ。調べてみると、米2合は300g、きっちりその分太っていた。

そして調べてみると、男性で一日に必要なカロリーからの米の量は、
1食250g×3食=1日あたり750g
ということであり、2合の炊きあがりは700gということなので、2合食べてしまっても一日の量としては許容範囲内であることがわかった。

近くの美味い「ライスカレーまんてん」さんのジャンボカレー、推定では白米600g(あくまで個人的推測)ぐらいあるのだが、1回分としては多いが、1日分としてはありかもしれない(朝昼は白米食べないので)。

勿論3食分けて食べるべきで、夕食で一気に食べてしまうと血糖値スパイク等で血管を傷つけてしまったりはするだろうが。

炊く前の白米2合は300g、炊きあがりは700gということは、水分が400gである。起きた時300g太っていたのは、水分が汗で失われたことと、睡眠時の使用カロリーだろう。

炭水化物がないと脳が働かないというし、認知症なども怖いので、これからもすこしずつ白米や玄米を取り入れていく必要があるだろう。

熱中症になってから、あまり昼に無理して歩いてはいないので、体脂肪が11%あたりでうろうろしているが、体重は64キロキープを目指しているので、まあまあといったところだろうか。


さて映画に戻るが、私は結構昔からマーベルコミックは紙で読んできたし、あのタッチが結構好きなので、映画でもマーベルものは結構見ている。だが系統立てて見ていないので、世界観はバラバラではある。見ていない作品もあるし、バットマンなどは前後ばらばら、俳優もばらばらという感じだ。

一度順番に見直そうかとも思っている。

 


閑話休題


この土日で山田稔氏の本を2冊読んだが、そこで紹介されていたのが、伊藤茂次の詩である。

ストーリー仕立ての詩という感じで、そして詩のなかに、詩という形式ならではの、余韻やら語られていないことや、語るべきでもないことや、その時なぜかそう思ってしまった的な心象というようなものが織り込まれている。

なんというか、作者の伊藤氏はとほほなエピソードが満載で、現実世界でうまくやれずに生きるのに苦労した方であるようなので、そのあたりの情報も入れてしまって読むと、より深い印象となる。

小説も詩も、絵もマンガも、作品は作品だけで味わうべき、という意見はその通りだと思うのだが、ついついどんな人が書いたのだろうか、と気になって調べてしまう私がいる。

とりあえず、山田さんもおっしゃっていたが、少々長いのだが一部引用では意味がわからなくなるのもあり、代表作の「ないしょ」を全文引用する。

ないしょ

女房には僕といっしょになる前に男がいたのであるが
僕といっしょになってから
その男をないしょにした
僕にないしょで
ないしょの男とときどき逢っていた
ないしょの手紙なども来てないしょの所へもいっていた
僕はそのないしょにいらいらしたり
女房をなぐったりした
女房は病気で入院したら
医者は女房にないしょでガンだといった
僕はないしょで泣き
ないしょで覚悟を決めて
うろうろした
ないしょの男から電話だと
拡声器がいったので
女房も僕もびっくりした
来てもらったらいいというと
逢いたくないといい
あんたが主人だとはっきりいってことわってくれという
 のである
僕はもうそんなことはどうでもいいので
廊下を走った
「はじめまして女房がいろいろお世話になりましてもう
 駄目なんです逢ってやって下さい」
 と電話の声に頭を下げた
女房はあんたが主人だとはっきりいったかと聞きわたし
 が逢いたくないといったかと念を押しこれで安心した
 といやにはっきりいうのである
僕はぼんやりした気持で
女房の体をふいたりした
伊藤茂次 「ないしょ」
なんというのか、もし私が同じ立場だったらどうだろうか、などと思うところだ。そんな感想をものすごく引き出す詩であると思う。

さすが代表作、といわれる一文だと思う。

(なんとも味わい深い、ということばでは網羅しきれないほどのものがつまってますね。。)