夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

アマゾンプライム、クリントイーストウッド。

本日の体重65.7kg、体脂肪11.8%と引き続き危険水域である。

といいながら、昨日は名古屋でカレーを食べた。バターチキンカレーに炭焼きナン、大変美味であった。まあ、なかなか食べられない人と、なかなか食べられないものを食べる、というのは、人生でも大切な瞬間だと思う。

昨日は懐かしい人々とも少しだけだが会うことができた。こうしたこともこれからどれだけあるのか、わからないのだ。人生は一期一会。何度も会うことができる人とも、その瞬間瞬間は唯一のものであるのだ。

今日も暑い。昼間はBASE BREADを一つと、水筒を持って皇居周りを歩いたが、汗が噴き出した。だが暑い時期、汗腺から汗がバンバンでるように、たくさん汗をかくことで体を慣らして言おうと思っているのだ。水分補給ももちろん留意する。

アマゾンプライムクリント・イーストウッド監督作品に2作接することができた。

まずは2019年の「リチャード・ジュエル」。そしていま見ているのが2008年の「グラン・トリノ」だ。

グラン・トリノは現在はまだ途中なので、結果はわからない。だがイーストウッド本人が監督・出演ということで、興味深い。

イーストウッドは1930年生まれ、2008年のグラン・トレノ撮影はどれくらいからスタートしたかわからないが、78歳位であるとすると、なかなか矍鑠とした感じではある。往年のガンマンのイメージもあるのだ。

リチャード・ジュエルに至っては、80代後半だ。まあまだ監督が出来るというのは、体力・気力共衰えていない、ということになるだろう。

どちらも、様々な環境・階層・人種・見た目といったものが基本のところにある。そもそも日本でマカロニウエスタン、といわれたカテゴリーの西部劇であれば、基本いわゆる差別のオンパレードであったろう。

グラン・トレノで主人公に扮するイーストウッドは、自身に、「朝鮮戦争では、自らの意思で敵兵を虐殺したことが問題だ」と神父に言わせる。これは多分、自身が無数に演じてきた西部劇のことも踏まえてのセリフであるだろう。

観客は「あの」イーストウッドが、自身の演じてきた世界を、世界観を、どのように自ら把握して、消化しているのか、ということを気にしながらこの映画を見ているだろう、と「イーストウッド監督」として認識していたのであろうから。

そして(まだ見終わってはいないのだが)やはりイーストウッドイーストウッドであり、他人に演出されてきた俳優ながら、そのことがジワリと自身の中で熟成されて出てきた映画だ、という感じがしている。

(なかなか味わいのある映画ですね。。)