2021-09-02 堕ちる天使。 グリューネヴァルト「降誕と天使の合奏」の一部で、羽根をつけた人物が見えます。 これは後に堕ちることとなるルシファーであるとのことです。 印象的な画像だったので、記憶のために貼っておきます。 生誕時にこの姿であった、というよりは、後に堕ちることを暗示する意味で(つまり実際の生誕時にはこの姿ではなく輝くルシファーであった)事後の姿の暗示として示しているのでしょう。 岡田温司著「天使とは何か」 中公新書 P.103 を参考に図像を探したものです。