夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

池田さんとTV.

池田晶子さんはTVをほとんど見なかったと聞く。
そして全体的な感覚からすると、子供の頃マンガを読んだり、ということはあまりなかったのではないだろうか。

個人的な話で恐縮だが、僕も”名犬ラッシー”が大好きであった。その嗜好の共通点が池田さんを身近に感じさせてくれた部分である(実践しているいないの差はあるのだが)。コリー、という犬は、あの鼻筋が堪らない。すっと伸びた鼻筋を見ていると、この犬には思想がありそうだな、といった気がする。人格ならぬ犬格が高そうだ。

いや、なにが言いたかったのかというと、昨日たくさんTVを見たのだが、字幕のある映画(マイフェアレディ)だったので、近視の身には大変辛く、そのあとも何時間も見たおかげで今日は朝起きることができず。普段見ていないと、疲れるものだな、と実感。PCも疲れるが。。

池田さん亡きあと、よく書いたものを読むのは内田樹氏。ブログがとにかく面白いが、その中で新刊がでたよ、買ってね、とあると買ってしまうことも多い。昨日久しぶりに更新されていたが、神戸女学院を退職されたあと、大変にお忙しかったようである。場所がら神戸女学園は神戸在住時は通学圏であったのと、小学校の時、”神戸女学園”と書いてある過去問を悲しい思いでスルー(レベルが高すぎるのでやらなくてよし)したトラウマも手伝い、教授としての日々を楽しく拝見してきたのである(あ、勿論灘中も複雑な思いでスルー)。ブログが更新されていなかったので、2002年頃のブログを読ませて頂く。その頃は夢の印税生活、印税が入ったら道場を作ろう、と夢見ていたという記事を読むにつけ、それが約10年後には現実となろうとしている時間差感にすこしくらくらする(いや、別に印税で道場を建てていらっしゃるかどうかは不明だが)。

こちらは名古屋在住、いけるわけではないが、ブログを読んでなにか武道をやりたいものだ、などと思ったりもしている。