夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

「廃人のサラブレッド」。

仕事面でいささか精神的に疲れる感じである。

そんなときには池田本を開く。ちょっと救急ブイのようだ。

今回は”サンデー毎日”に連載されていた”考える日々Ⅱ”。

30台後半の池田節が炸裂する、痛快な一冊。


”精神科をしている知人に、「あなたは廃人のサラブレッドだ」と評されたことがある。これもまた、至言であろう。私は自分が人間を廃業していることを自覚しているし、言ってみれば、生まれたこと自体が余生みたいなもんだからである。”


p.41 池田晶子 考える日々Ⅱ


別に自分を卑下しているわけではない。とことん本気であるところが池田さんの池田さんたるところ。

それをあの池田さんが言う。gap?なんともいえない味わい。


さあ、普段は事務所ですわっている私が、クレーム対応で現場に借り出される本日。果たして、足が、体力が、もつのだろうか・・・

まあ、余生なら、いろいろあっても余生ですよね、池田さん。

考える日々〈3〉

考える日々〈3〉