夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

4時。

丸山健二氏(作家)

毎朝4時ごろに起床し、朝食後に2,3時間集中して小説を書く。それが終ると、庭の手入れにかかる。草取り、水まき、剪定・・・。地味な肉体労働を繰り返し、頭を落ち着かせる。
「庭仕事は本当に面白いのは一割あるかどうかで、バカみたいに根気のいる仕事。小説も同じ。地味な努力をしないと」

                読売新聞 H21.6.30より

ヘッセにも”庭仕事の愉しみ”という本がある。
梅田望夫氏はシリコンバレーで四時からPCを覗くという。
モノを創作する人間で午前中しか作業しない、という人は多い。

睡眠で頭が整理される。朝、整理された後の頭でものを考える、創作する。
朝であれば、文章の頭への着床が違う。

百と八つの流れ星〈上〉

百と八つの流れ星〈上〉

百と八つの流れ星〈下〉

百と八つの流れ星〈下〉

庭仕事の愉しみ

庭仕事の愉しみ

1日目に6枚、2日目に4枚書き、3日目にそれを調整して完成する。その作業を11か月間、休むことなく繰り返した。

”異常な集中力で向き合わないとすごい作品はできない”
”寿命が、500年くらい欲しいなあ”

創作に40年間向き合った作家の、決意と姿勢を感じる。継続する力も。