夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

魂とは何か 池田晶子 を購入。

亡くなって昨日で丸2年になった池田晶子さんの本、
"魂とは何か”を購入した。

命日にこの本を出す、というのが出版サイドのこだわりであり、命日にこの本を購入することが、読者としてのこちらのこだわり、ということになるのだろうか。

魂を考える”は持っているのだが、それ以外の文章も入っているので特に同じ本を2度買った、という感じがないのもありがたい。愛読者プレゼントとして、抽選で綴じ込みハガキを送ると未発表小作品がもらえるという企画もあるようだ。

昨日の時点ではわかっていなかったが、この本、"魂とは何か"、そして講談社より”私とは何か”が4月に刊行されることに加え、毎日新聞社より”死とは何か”が同じく4月に刊行される、ということがわかった。

魂、私、ときたら、やはり死だろう。

池田さんが考えてきたメインキイワードが3つそろうわけだ。


これでほぼ刊行は最後になるのだろうか。

あとは全集、そしてもし音源があるのであれば講演集CD(DVDでも)の刊行を、ぜひお願いしたいところである。

造本は新潮社刊の小林秀雄全集(愛蔵版)に習って、表紙はセピア色の臨場感のある写真を使用頂き。

こうしたことを考えていると嬉しいものである。

そういえば、昨日の読売新聞の文化欄にも、この3冊の刊行情報の記事があった。トランスビューさんで折込刊行物案内で使用している池田さんの写真は、はるけき真実に遠くまなざしを投げる風情の横顔であり、個人的には大変気に入っている。

魂とは何か さて死んだのは誰なのか

魂とは何か さて死んだのは誰なのか

魂を考える

魂を考える

私とは何か さて死んだのは誰なのか

私とは何か さて死んだのは誰なのか

死とは何か さて死んだのは誰なのか

死とは何か さて死んだのは誰なのか