夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

4月9日 日々備忘。ホテルビュッフェで食べすぎて体重67キロオーバー(半年ぶり位?)新潟でB級クルメのバスセンターのカレーはやはり美味であったことなど。読んでいる本は小澤征爾さんと村上春樹さんの対談本。

今朝の体重67.1kg、体脂肪10.2%。昨晩帰宅時は67.2kg、体脂肪7.8%。

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久方ぶりの67キロ代である。泊まりの出張で接待、夜は食べまくったという感じではなかったが、つまみは絶え間なく食べていた感じだ。土日でもクッキー、チョコなどを食べまくっていたのだが、体調が悪くなり口内炎が出来た。普段できるだけグルテンを抜いているのでびっくりしたのだろうか(クッキーや安いチョコ)。

 

乾燥しているのか、はたまたオリーブオイルが切れたので油分不足か、爪の付け根のひびわれ(これなんて呼ぶんでしたっけ???)が発生、右手中指なので、財布を鞄から引っ張り出す(使いすぎ防止で現金主義(´;ω;`))際にいちいち引っ掛かっていたいので、ニベアを縫ってバンドエイドを貼った。

 

ニベアにバンドエイドと、安いブランドではあるがすっかりブランド主義者である(笑)。

 

泊まったホテルの朝食ビュッフェが大変すばらしかった(新潟)ので、つい洋食皿と和食皿山盛り2皿食べてしまった。コメどころ新潟ではあるが、前の日に(酔いすぎ予防でなにか食べておく、という意味もこめて)新潟名物バスセンターのカレー(3時のおやつどきだったのでさすがに小盛420円)も食べているので、そばとレストラン名物のパスタを食べた。まあ、AGE予防でソーセージを我慢、野菜中心で魚、納豆、新潟名物たれかつなどであったので、栄養・健康面では完全に落第、というわけではなかろうと思っている(80点位だろうか)。

 

最近はすっかり節約モードとなっており、オレンジやキウイを買っていない。今朝はバナナもなし。あまり栄養が偏ると体調を崩すので、すこしずつ補充しようとは思っている。まあ、卵、納豆、玄米、ビタミン剤、味噌汁でなんとか最低限の栄養あり、と思ってしまっているのも原因だろうか。

 

新潟行きかえりで図書館で借りた小澤征爾さんと村上春樹さんの本をだいぶ読んだ。

 

私はレコードプレイヤーはないし、レコードも持っていないが、普段BGM的に家では四六時中海外のクラシックサイトのバロッククラシック音楽を流している。そういう意味ではクラシックが大好きであるが、まあ、ジャズもいい。基本言葉が入らないか、英語で意味が分からない(そのこと自体は残念だが)というのがBGMの条件だ

 

この本は2010年ころの対談で、小澤さんだいたい75歳で村上さんだいたい60歳。60歳の村上さんは4時に起きて5-6時間集中して長編小説を書いている時期のようだ。

 

私は楽譜も全く読めないし、クラシック音楽を指揮者や楽団で比べて聞く、という環境に今までなかった。いまではCDも面倒だ。なので対談で出てくる名称は単語としては聞いたことがあるものの、音楽と結びつくことがない。

 

世にクラシックファンという皆さんは多いのだろうか。村上さんは1965年ころ(小澤さんが20代?)の小澤さんの録音を聞いている。私は指揮者や楽団で音楽を聴き比べる環境が無かったのだが、考えてみるとそれは同じテーマで画家が自分なりの世界を描いているのを見比べる、という行為と同じかもしれない。

 

私は個人的にアリスをテーマとした版画を制作しているが、有名なテニエル以外にも数多くの画家がアリスを描いている。これをコピーしてスケッチブックに貼って、場面ごとの作家の解釈を楽しんでおり、自身の絵の参考にしているが、この行為と似ている。

 

村上さんはどちらかというと聴覚優位、私は視覚優位なのかもしれない。音楽は好きだが、そこまで突き詰めて、ということはなかった。絵と音楽があれば、絵がメイン、音楽が従、と感じるわけだ。

 

この本を読んで小澤征爾という方のことを知った感じだが、中学校から指揮を志し、実際に学校で指揮していたという。そもそも指揮者というものの位置づけの認識が私としては決まったことをきちんと調整する役、というイメージしかなかったが、指揮者の理解で楽曲を作り上げる、というものであると初めて知った。

 

楽譜を読み込んで楽曲を理解するという。小澤さんも早起きして何時間も楽譜を読み込むという。楽譜を読んで音楽を理解する、という行為自体の存在をも初めて知った。

 

初めは楽譜も読めず、指揮者別の音楽の聴き比べも経験もレコードもない自分が、この本を読んでも面白くないかも、と思ったのだ。だが途中で、この本は音楽がわからなくても楽しめる本にしようと思っている、という村上さんのコメントを読み、読み進めていくと音楽は耳に沸いてこないが、なぜだか面白くなってきた。

 

それは小説書きと音楽造りを心から楽しんでいる2人が、その楽しさを語り合って、ぶつけあっているからだろう。

 

村上さんには、同じく小説家で村上ファンである川上未映子さんとの会談本が大変面白かった記憶がある。村上さんは文章はリズムがないと読み通せない、とおっしゃるが、やはりリズムを意識して作られた本だからかもしれない。

 

(小澤さんが、ある選挙候補者の公約が3行以降全く読めなかった、という経験を話されてましたが、私もそういう経験ありますね。。)