昨日から所属している版画工房のグループ展が始まった(これを書いているのは5月22日)。
私が工房に初めて参加したのは、2014年の12月に工房見学を行ってからであった。そのあと2年半ほど在籍し、東京勤務終了と共に休会、しかし1年半ほどの期間をあけて行われたこのグループ展だけには名古屋から参加してきた。
これからもそういう形にしようと思っていたのだが、図らずも昨年10月に再び東京勤務が始まったのを契機に工房にも復帰した、というのが現状である。
グループ展に来ていたので、会員の皆さんの入れ替わりはあるにせよ、古参会員の皆様には記憶していただいていた。会社での日々とは違う、版画を通してのゆるやかでフラットな関係、というものは大変にありがたいものである。
なにより「奇妙な絵を描く一男性」として遇していただける、というのがありがたい。いろいろ気楽なのだ。
絵を描くことは義務ではない。ないのだが個人的内面的には大変重要、必須のことである。そしてそれは会員の皆様にとっても同じ。
そこを共有している肉体および精神空間、というものが、自分にとってある種必須のものである、と
昨日も一日在廊して
あらためて実感した。
(ありがたい、の一言です)