夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

駅構内書店の閉店のこと。

自宅近辺の小規模書店がどんどん閉店しているな、と感じてきたのだが、最近は通勤時に接する名古屋駅あたりの小規模書店の閉店が2軒あった。

名古屋駅は駅前に地下街が広がっているが、すこし名古屋駅から離れたところに確か「鎌倉文庫」というような名前の本屋があった。地下街というのは雨のときには助かるので、たぶん名古屋駅周りの企業に勤める皆さんは地下街経由で通勤しているのであろう。その店が気が付くと閉店してATMになっていた。たぶんやはりコロナの影響だろう。人の流れが減って、通勤客を相手にしているであろう店の閉店が目立つ。

本好きであるが、最近はリアル書店に行っても立ち読みがメインになった。たまにヘイルメリーなどを購入するが。そして欲しい本はAMAZONで注文するようになった。翌日には届いており、置き配が基本となり個人的には楽になった。

その楽さで、町の本屋で本を買う、ということが減ったのだ。そしてそもそも本の置き場が部屋にもうない。それでも本は買っているので、本屋は隙だが、デンジャラスゾーンでもあるのだ。

だが本を買っていないのだが、本屋がつぶれるとなんだか寂しくなる。今週はこれも毎日通る名古屋駅構内にあるマガジンスタンドが営業終了した。たしかに電車の中で雑誌を読んでいる人にはとんと見かけなくなった。昔は多かったスポーツ新聞読者も、いまはほとんど見ない。

雑誌に求める情報ときぶんが、スマホで楽に得られるようになったからだろう。ある種の本はいまだスマホでは得られない叡智を含んでいるが、それ以外の情報であれば、スマホで適当に探してもある程度は入手できる。

買ってもいないのに、残念に感じるのはなんだか変なものだが、そこにあるのは「本好きのつもりなのに買い支えが出来なかった申し訳のなさ」であるだろう。

(あまり買わなくてごめんなさい。。。。)