夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

囚人文学。

人間は体の一部を制限されたほうが、精神が飛翔する、

といったようなことを外山滋比古さんがおっしゃっていた気がする。引用が正確ではありませんが。

今日、埴谷雄高氏の本を読んでそう思った。ドストエフスキー
最近では例の睦田真志氏。内容的にはいろいろあるが、永山則夫氏の読書量も半端ではなかった。

牢獄で、本を読む。思索する。文章を書く。

うらやましい境遇ではないが、ある意味うらやましい境遇でもある。

そこまで、娑婆では自分をなかなか追い込めないものなあ。

池田晶子氏であれば、マンションの窓から外を眺めて、同等以上のピュアな思索次元へ毎日行っていたのであろうが。

早く寝て、4時ころ起きてぼんやりしているときは、そういった境地を一瞬垣間見たような気がするときがあるが。

こんな時間にブログ打っていたら、無理だよなあ。

超時と没我―埴谷雄高対話集

超時と没我―埴谷雄高対話集