夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

1月3日 初めての図書館へ。

今朝の体重65.3kg、体脂肪1回目14.8%!、2回目11%、3回目11.7%。

 

昨日7%代だったのに。。(笑)

 

これを書いているのは実は年末。年始はなかなか書けない見込みなので少し前倒し。

 

ということで、昨日初めての図書館に行った話。

 

これが素晴らしかった。

 

なにが素晴らしいかと言って、会社から21分。図書館から家まで8分。めちゃめちゃ便利なのに今まで行っていなかった。。

 

いままで行ってたのは日比谷公園内にある日比谷図書館(正式名称は文化館??)。

これもなんとも素晴らしい図書館で、行くと楽しくてならないが、いかんせん遠い。

家から自転車で25分くらい。歩いたら50分くらいか。

 

いや、気候のいい時期はいいのだが、返却期限が来て義務感で行くのにはチトつらい。

お濠そばを通るが、冬風が強いと体温が激しく奪われる。

また真夏だと熱中症になるかもしれない。

 

ということで、少し足が遠のいていた。

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まあ、借りてもほとんど読み切れていない、というのもある。

 

実は今、(いまさらながら)「進撃の巨人」を見だしたのだ。漫画でぱらぱらみていたくらいで完走できていなかったが、工房のお知り合いに勧められて見たら、なかなかいいではないか。

 

この1か月は、「葬送のフリーレン」にはまって、3周位したのだが(4周かも)、まだまだ走れそうだったが、まあちょっとでは違うのを、と思ってみたらなかなかいい。

 

お知り合い曰く、「漫画の絵は下手で(失礼!)見ていられないが、アニメは大丈夫」とのことだった。

お知り合いは絵のプロで、漫画・アニメのプロ視聴者なので、客観的な意見である。私も実は若干思っていた(失礼!!!)。

 

ということで、これを見ていると本がなかなか読めないのだ。

 

そういう時、頼りになるのが図書館だ。衆人(まあ監視はないかも)のもと、自身も比較的容易に読書の”ゾーン”に入ることができる。

 

初めて行った千代田区図書館は、区役所?の中にあったが、さすがに税収が潤沢であろう地区、建物も設備も立派であった。

 

今回はあえて、本を借りずに持っていった本を読んだ。

最近この欄でも言及させて頂いている、井筒俊彦の「コスモスとアンチコスモス」だ。

 

 

神秘主義スーフィー、東洋思想は、善と悪が自然と含まれる全、のようなものをベースにしているとの認識だ。

これがどちらというと、善中心で、悪をうまく取り込み切れないのが、西洋思想(キリスト教思想)の厳しさではないかと思う。

 

それで東洋的で、悪を前提にするグノーシス思想を取り込めず、異端として殲滅させたのであろう(つまりグノーシス主義は東洋的、なのである)。

井筒の本でも、コスモス(規律)の反語は普通はカオス(混沌)であるはずだが、そこであえてアンチコスモス、といっている(一体化している=東洋的)。

 

結局、3時間半ほどいた。

読めたのは、河合俊雄氏の解説だけ。

2019年の刊であるのでそのころのものか。

俊雄氏はかの河合隼雄氏のご子息で、同じくユングを専門とされている。

当時は京大教授だろうか。1957生まれ、2023年から京大名誉教授。

 

この河合氏の解説を、メモを取りながら読むだけで3時間以上かかったのである。

だがこの解説が大変わかりやすく、論文を数本集めたこの本をどう読むかを事前に示していただけたかと思っている。

 

(それほど混みこみではなく、快適に過ごせました。客層は主に学生の受験勉強でしたね。。)