最近、3つにまとまった存在、表現が気になっている。
どうも、3、という状態は、バランスがいいようなのだ。
さまざまな3つの表現、立場、言葉が思い出される。
三位一体。
真善美。
サット、チット、アーナンダ(存在、意識=気づき、至福)。
神、精霊、神の子。
3人寄れば文殊の知恵、というのもある。
3つであることで、バランスがよく、そして最終的に一つに集約されていく予感がある。
最近読んでいる、ラマナ・マハルシの伝記の中でも、以下の記述を見つけた(P.145)。
ブラフマンは実在である
宇宙は非実在である
ブラフマンは宇宙である
宇宙がブラフマンから区別されて知覚されたとき、その知覚は偽りであり、幻想である。
幻想は真我として体験されたとき実在であり、真我から区別して見られたとき幻想となるのである。
頭で理性的に読むと一見感じる矛盾。
その矛盾をうけとめ、抱き、感じているなかに、
ぼんやりと浮かんでくるような真実。
全ては、一つである、ということ、
なのであろう。