夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

憐れみ、とは何か。

引き続きトールを読んでいる。


"憐れみの、ふたつの性質を覚えていますか?それは肉体の「死」と魂の「不滅」という、わたしたちすべてに共通の絆に気づくことです。このレベルの憐れみは、癒しになります。このレベルの憐れみは、「すること」よりも、主に「在ること」によって、癒しの威力を発揮するのです。この憐れみを持つ人に接すると、誰しもみな、その人が発している平和に影響されます。"

  エックハルト・トール

「さとりをひらくと人生はシンプルでラクになる」 P.267


これを読んで思い出したのは、池田晶子さんの本に出会ったときのことだ。


その時はよくわからなかったが、池田さんが肉体の死、ということを直裁に述べられ、そして我々の奥底にあり実は分かりにくい"魂"のことをいわばおずおずと(池田さんはもちろんわかっているが、優しい池田さんは我々を斟酌して)伝えて下さったとき、


この世にいるってこうだよね、と自らを池田某と呼びつつ伝えてくださったとき、


私はこのトールの喝破の通り、池田さんを通して癒されて、いたのだった。


なんでこんなに池田さんの本が読みたいのか。


嗚呼、そういうことだったのか。