夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

少女たちのワルプルギスの夜。

かたつむりとかわうそと。

魂の上澄み液のような物語。

湖のあずまやでのパイナップルソースをつけたスパゲッティのパーティにはかわいそうに”うさぎははいれません”。

そして”オレンジ色のものは”なにも身に着けてはいけないのである。”パンティでもだめなのよ

森茉莉の日記でよく名前を見る詩人の白石かずこの訳。本国では1975年に発表されているようであるが、早くも翌76年には邦訳されているのをみても、

この少女たちのワルプルギスの夜

WHEN THE SKY IS LIKE LACE

世界が紫色に染まる”ビムロスの夜”に、

魅入られた人が多数いたのであろう。


もしあなたが絵本を1冊もいまは持っていないとして、

1冊目に買う本として、お薦めの本である。

空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)

空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)