夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

法律とは。

”法律とは、「この世」、すなわち相対界を代表する存在である。その裏返しに、哲学、すなわち絶対界とその価値がある。絶対から見れば相対とは、ただの巡り合わせである。日本国、日本国憲法の下に池田某が生まれたのは、ただの巡り合わせであって、それ以上でも、それ以下でもない。相対的存在は、絶対的価値から見れば、相対的価値しか有さないからである。”

    池田晶子「考える日々」P.59”人の世で正義を説く人は”

こう聞くとそのとおりなのだが、その世界に自ら到達するのはなかなか難しい。到達してしまえば、それが当たり前であり、真実であり、キバって主張なぞせずとも、そのとおりでしかありえないことがわかる。

そういった世界を開示してくれる書はなんと稀有なことか。

考える日々

考える日々