”楽しいお墓Watching”といえば池田さんだが、近くに墓地らしきものが余り無い凡人たる僕は、おとなしく古本Watchingである。
気になる本をAmazonで登録して、安くなるのを気長に待つ。いわばスーパーの半額を気長に待つスーパーのそばに住んでいる主婦と類似の心持だ。
というわけで、一番の気になるアイテムは池田晶子処女作にして自ら絶版とした因縁の作品、”最後からひとりめの読者による埴谷雄高論”である。
他の本は比較的手に入るので、この本が殆ど最後になった。
自ら絶版にしたといっても、内容がどうこうではなく編集者との”決別”(あるいはケンカ)が理由であるわけであるから、探して所有するぶんには池田さんに異論は無いであろうと判断しているのだが、いかんせん古本が売っていない、というか売っていなかった。
というシチュエーションが長く続いたわけだが、なんと本日、AMAZONでこの本が出ているのに気づいた。
それも2冊。
1冊が1万円、もう一冊が24800円・・・・・。
ということで、"・・・・”だったのだが、なんと後で見ると1万円の本が24800円に値上げ・・・・・・・・。
所有者の方は、この本の希少価値に気付くかれたのであろうが・・・。
しかし、1万円なら、すこし”うーん”だったのだが、24800円ではなあ・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
絶版の経緯を考えて、是非復活していただけないものだろうか。
NPO法人 わたくし、つまりNobody 様・・・。
- 作者: 池田晶子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1987/08
- メディア: 単行本
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