夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ギュスターヴ・モローの遺言。

”ギュスターヴ・モロー 自作を語る画文集 夢を集める人” を購入した。画家は母、ポーリーンを霊感源の一つとしており、元音楽家であったという母は耳が悪くなっていたので自作を説明するメモが残っていたこと、および愛好家から自作解説を求められ、いやいや…

15年と20年。

白洲正子(1910-1998)を知ったのはいつだっただろうか。みうらじゅん氏といとうせいこう氏の見仏記に凝って、見仏を繰り返していたころ、著作”十一面観音巡礼”を手に取ったのがはじめてであるように思う。その後青山二郎、小林秀雄、白洲次郎等との関連から…

今改めて。

空海曰く。 生まれ生まれ生まれ生まれて、生の初めに暗く、 死に死に死に死んで、死の終わりに冥し。物語とはなにか。 世界で一番古い作者がわかっている物語は、紀元前800年前のホメロス。”イーリアス”は15000行、”オデッセイア”は12000行ある。そしてホメ…

松本龍元大臣について思う。

いささかもう古い話であるのかも知れないが、松本龍氏が復興相を辞任した。非常に違和感を持った出来事であり、一体どうしてであろうかと感じたので理由を考えていた。内田樹先生のブログを拝見すると、このことについて書かれている。たぶんなにか書いてあ…

ひきつづき。

昨日は松本元大臣について考えた。なにか後味の悪さが残った。なんだろうこれは。傲慢な松本氏を批判しているようで、結局は自分が高所から松本氏を見下している、政治家を見下しているからではないか。マスコミが政治家を批判するのを見て思うこと。”では批…